東京小唄・清元・三味線教室

小唄 「からかさの」

投稿日:2011年6月20日

【歌詞】からかさの骨はばらばら紙や破れても離れ離れまいぞえ千鳥掛
     私や私や野に咲く一重の桜八重に八重に咲く気は更にない(替え歌)
【解説】明治期の俗曲「からかさ」から摂った江戸小唄である。「千鳥掛(ちどりがけ)」というのは、傘の轆轤(ろくろ)に集まる骨を斜めに左右からかがった糸を言うので、唄の意味は傘の骨がばらばらになり、紙は破れても二人の仲は千鳥掛に結ばれて離れる事はないという意味である(小唄鑑賞 木村菊太郎著より)
☆梅雨に咲く美しい花、紫陽花が今年も綺麗です☆
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