東京小唄・清元・三味線教室

清元「夕立」

投稿日:2011年8月29日

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【解説】
河竹新七作の「白波五人女」の柳橋梅川の料亭の場に使われた「余所事浄瑠璃(よそごとじょうるり)」である。奥女中に化けた女賊の須走りお熊が、折柄の夕立の雷鳴に、真野屋徳兵衛を色仕掛けなびかせる場面に使った。この曲自身は、いきな美しい叙景と叙情を織り交ぜた小品である。隅田川の夏景色に、御殿女中の恋の目覚めをあしらった歌詞になっている。  余所事浄瑠璃(よそごとじょうるり)とは舞台の登場人物や筋には直接の関係はなく、どこか余所で演奏されている浄瑠璃として間接にその舞台の情緒を助ける一種の効果音楽である。(清元五十番より)
☆清元初挑戦の宇夫さんが、初々しい声で艶っぽく唄ってくれます!そして、加藤さんが新調した三味線でこちらも初舞台で三味線を演奏してくれます。
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