東京小唄・清元・三味線教室

小唄 「梅雨の晴れ間」

投稿日:2015年6月8日

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毎年下駄を新調します。素足に心地よく、歩きやすいこんな素晴らしい履物はありません。今年はお店の方が進めてくれた「よろけ縞」の柄にしました☆
【歌詞】
梅雨の晴れ間の青葉風 ふるる音もよき風鈴に しのぶの色も軒ふかく 
呼声「金魚金魚目高金魚」それと心も飛び石に 庭下駄軽く 木戸の外
行ききの人もすがすがと 染ゆかた
【解説】
山田蔦舎詞   春日とよ曲
この小唄は梅雨の晴れ間の下町の風物を描写したもので、青葉風、風鈴、忍、金魚売り、飛び石と庭下駄、木戸、染浴衣と、それをうまく塩梅(あんばい)して新鮮な感じを出している。(昭和小唄その2 木村菊太郎著より)

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