東京小唄・清元・三味線教室

小唄 「夏の雨」

投稿日:2017年8月17日

東京は8月に入ってから16日間、雨の降らない日はないそうですね。お庭の砂利を敷いた池が本当の池になってしまう程でした。しかしこのところの雨は、昔の雨の降り方とは違うのではないでしょうか~あまりに、風情のない降り方のような気がしますね~。

【歌詞】
夏の雨 凌ぎし軒の白壁に 憎や噂をまざまざと
相合傘に書いた文字 見てはほころぶ片えくぼ

【解説】
初代永井ひろ詩・曲。
突然の夕立で雨宿りをした家の白壁に、偶然に自分の恋の噂の落書きを見つけて、思わず忍び笑いしたという場面。「憎や」は心憎く、嬉しいの意。

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