東京小唄・清元・三味線教室

あ行

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浮気うぐいす
2024/02/11

【歌詞】 浮気うぐいす1,2,3(ひい、ふう、みい) まだ住みなれぬ庭づたい、梅をば捨ててこませもの、 ホーホケキョウの約束も憎や隣の桃の木に 【解説】 早春のさえずりもととのわぬ若い鶯が、庭先の梅に […]

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雨や大風
2022/06/09

【歌詞】 雨や大風吹くのに唐傘がさせますかいな 雨や大風吹くのに唐傘がさせますかいな ハイ 骨が折れまする 【解説】 江戸末期に唄われた端唄を元に明治期に作られたものと言われる。 いわゆる「早そそり」 […]

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縁かいな
2021/08/12

【歌詞】 夏の涼みは両国の 出船入船屋形船 上がる流星下り 玉屋が取り持つ縁かいな 【解説】 「春の夕べ」という幕末から維新の頃の俗曲が元唄で、この「春の夕べ」は土佐太夫芝金直伝の唄として哥沢派に伝え […]

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お伊勢参り
2021/08/12

【歌詞】 お伊勢参りに石べの茶屋であったとさ かわいい長右衛門さんの岩田帯閉めたとさ えっささのえっささのえっさっさのさ 【解説】 長右衛門は、京の押小路(上京区)虎石町の呉服店、帯屋の主人で四十五才 […]

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浮気同士
2021/08/12

【歌詞】 浮気同士がついこうなって ああでもないと四畳半 湯のたぎるより音もなく あれ聞かしゃんせ松の風 【解説】 明治中期の雰囲気をそのまま偲ばせる江戸小唄である。 大して惚れあってもいない浮気者の […]

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いざさらば
2016/11/18

【歌詞】 いざさらば 雪見に転ぶところまで 連れてゆこうの向島 梅若かけて屋根船の 粋な世界じゃないかいな 【解説】 明治中頃に作られた小唄。唄い出しの「いざさらば雪見の転ぶところまで」は芭蕉の俳句で […]

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逢い見ての
2015/01/22

【歌詞】       逢い見ての  後の心にくらぶれば 思いぞまさる昨日今日 いっそ他人であったなら こんな苦労はあるまいに  焦がれ死ねとか出雲の神は ほんに仇やら情けやら 【解説】 陸奥宗光詩、作 […]

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青々と
2014/05/26

【歌詞】 青々と いつも松葉の二人連れ 末も栄えて高砂の 変わらぬ色や春の風 【解説】 冬でも緑を保ち、樹齢も長いことから吉祥の象徴とされてきた松の葉のような若い二人が、新緑の風がそよぐ中、高砂の尉( […]

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打水の
2014/04/06

【歌詞】 打水の したたる草に光る露  恋に焦がれて鳴く虫の 声をあわれと聞くほどの 寂しい我が身に誰がした 【解説】 佐藤隆三作詞 春日とよ作曲 まだ日中は暑さも残り、やっと日が落ちて、庭に打水をし […]

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梅は咲いたか
2014/03/03

【歌詞】 梅は 咲いたか桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい 山吹や浮気で 色ばっかりしょんがいな あさりとれたか蛤やまだかいな 鮑くよくよ片想いさざえは悋気で 角ばっかりしょんがいな 柳橋から小船を […]

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青いガス燈
2014/01/31

【歌詞】 青いガス燈斜めに受けて 白い襟足夜会巻 駅で別れたあの人の 影がちらつく雪もよい ギヤマングラスで交わした酒に 凍える心あたためつ 帰る煉瓦の金春道を 素足に履いた吾妻下駄 【解説】 田中宏 […]

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朧夜に (十六夜清心)
2013/09/26

【歌詞】 朧夜に星影淡く消えのこる 鐘の響きも隅田川 弥陀を誓いし清心が 如鱗を数珠に百八つ 「この世で添われぬ二人が悪縁」 死のうと覚悟極めし上は 「少しも早う」実にうたてなき 恋菩提 浮名流して水 […]

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意気な鴉
2012/07/04

意気な鴉は夜明けにゃ鳴かぬ 野暮なからすがめちゃに鳴く ちょいとちょいとちょいと 飛んでくる 【解説】 小唄界で、後朝(きぬぎぬ)の別れを急がせる野暮天が三つある。「明烏と雛と明けのとである。「意気な […]

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うからうから
2012/06/23

うからうからと 月日たつのに なしのつぶての沙汰なしは やみじゃやみじゃと 待つうちに お月様ちょいと出て 南無三ぼうそばやさん 何時じゃ引けじゃえ 【解説】 「うからうから」は「うかうか」の意。「梨 […]

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浅黄染
2012/06/12

あさぎ染め あさぎ染め 元の白地にしてかへせとは 洗い立てして切れる気か 【解説】 「浅黄染」とは「浅葱染」とも書き、薄い葱の葉の色(ライト・ブルー)で浅黄木綿は主として着物の裏地に用いられた。色に染 […]

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おしどり
2012/05/30

おしどりの飛び立つ程に 思えども飛ばれぬ辛さ 待ちわびて無理にあわせた 畳算じれて迷うて じれて煙管に歯のあとが 夜明けの星の二つ三つ四つ 【解説】 江戸時代、籠の鳥のように外出を許されぬ廓の女は、好 […]

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美しく(シャボン玉)
2012/05/23

美しく はかなきものよ シャボン玉  吹く麦わらの 口先に 乗って離れて ふわふわと 浮かれ坊主んの上の空 空吹く風にぶつかるや 五彩の虹と散る雫 はかなきものよ シャボン玉  【解説】 「美しくはか […]

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あの日から
2011/08/06

あの日から 噂も聞かず 丸三月 出合頭は不忍の 蓮もすがれた片かげり 会えてどうなるものでなし 私もこんなに痩せました 義理の枷 【解説】 小野金次郎詩・中山小十郎曲 この小唄の主人公は下谷の若い芸者 […]

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浦漕ぐ船
2011/08/05

夕立ちのすぎて涼しや白鷺の 片足あげて岸近く 風の前なる羽づくろい みだれみだれしよしあしの いやじゃいやじゃは裏のうら 浦こぐ船のゆれごこち 女波と男波がうち上げてはまたうちおろす 【解説】 岡野知 […]

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有明
2011/04/22

【歌詞】有明の油ももとは菜種なり 蝶が焦がれて逢いに来る       昔思えば深い仲 笑われる気で来たわいな 【解説】明治30年頃に流行した俗曲の有明節「有明のともす油は菜種なり 蝶が焦がれて 逢いに […]

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