東京小唄・清元・三味線教室

な行

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日本橋(下)
2019/01/26

淡雪の消えてはかなき春の宵 あかぬ別れも人の世の 宿命と知れど 口惜しく 思い乱れて狂う身も 形見の謎の人形を 抱いて寝る夜は明けやすく 泣けて涙の 花時雨 離れ離れのおしどりが 心の闇にふみ迷う 輪 […]

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日本橋(上)
2019/01/26

【歌詞】 笛の音も 曇りがちなる弥生空 暗き思いに葛木が 断ち切る絆 川水へ 流す供養の雛祭り つながる縁の西河岸は 春で朧で御縁日 御地蔵様の御利生が  利いてお神酒の酔い心地 一石橋の建引きも 意 […]

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猫じゃ猫じゃ
2015/05/31

【歌詞】   猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが 猫が猫が足駄はいて 絞りの浴衣で来るものか オッチョコチョイノチョイ 蝶々蜻蛉(トンボ)やきりぎるす 山で山でさいずるのが 松虫すず虫くつわ虫 オッチョコ […]

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主さんと
2012/11/08

【歌詞】 主さんと 廓の浮名も立ちやすく 風の噂やうたてや辛や 流 れの身こそ世を花と 比翼連理の二丁立 ともして雪の肌と肌 恋のならいの心太く 切るという字は習やせぬ 【解説】 吉原の遊女が、好いた […]

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並木駒形
2012/06/21

並木駒形花川戸 山谷堀からチョイトあがる 長い土手をば通わんせ おいらんがおまちかね <お客だよ アイアイ> (替歌) 花の吉原仲の町 幇間(たいこ)まっしゃでおとりまき 浮いたういたであがりゃんせ  […]

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夏の雨
2010/07/30

【歌詞】 夏の雨 凌ぎし軒の白壁に 憎や噂をまざまざと 相合傘に書いた文字 見てはほころぶ片えくぼ 【解説】 初代永井ひろ詩・曲。 突然の夕立で雨宿りをした家の白壁に、偶然に自分の恋の噂の落書きを見つ […]

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涼み舟
2010/03/15

夏の涼みは両国で行き逢う舟のさざめ唄 月あかり見ればおぼろのつめ弾き姿忍び逢う夜の首尾の松 うろうろ舟の行逢いに「エエ西瓜はいかが豆や枝豆」影芝居 まず銅鑼の音「しがねえ恋の情が仇」命の綱の切れたを […]