東京小唄・清元・三味線教室

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河太郎
2015/09/23

【歌詞】 芒かついだ河太郎 かぼちゃ畑をふらふらと 酒か団子かいい機嫌 用水堀も薄どろを 誘う雨気の小夜更けて 月の遠音の村囃子 【解説】 鈴木秀雄詩、初代佐橋章子曲。昭和九年頃の作。 カッパは、想像 […]

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山中しぐれ
2014/10/06

【歌詞】 湯煙のかじか鳴く道山中道は 夢もはるかな思い出小道 こおろぎ橋のらんかんは 今も変わらぬ湯の香り ハア一夜逢えても二夜と逢えぬ旅のお方は罪深や いで湯の町の唄聞けば 誰かが泣いているような […]

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朧夜に (十六夜清心)
2013/09/26

【歌詞】 朧夜に星影淡く消えのこる 鐘の響きも隅田川 弥陀を誓いし清心が 如鱗を数珠に百八つ 「この世で添われぬ二人が悪縁」 死のうと覚悟極めし上は 「少しも早う」実にうたてなき 恋菩提 浮名流して水 […]

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露は尾花
2012/08/04

【歌詞】 露は尾花と寝たという尾花は露と 寝ぬという、あれ寝たという寝ぬという、 尾花が穂に出てあらわれた 蝶は菜種と寝たという菜種は蝶と 寝ぬというあれ寝たという寝ぬという 蝶は菜種に舞い遊ぶ 月は […]

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もみじ
2011/11/01

節が過ぎたと 人みなされば 秋は淋しい浅間の麓 あとに織りなす紅葉の錦 錦 誰(た)が見る 月が見る 【解説】 土井晩翠詩・春日とよ詩 九月の避暑の時季が過ぎて客は殆ど帰って、あとは織りなす紅葉の世界 […]

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満月や
2011/09/28

満月や 葉越し柳の涼風に 吹かれて歩む二人連れ 磯浜近く打ち寄する 女波男波の音ならで 沖の鴎はヨー 大漁知らす 沖に櫓拍子浜の唄 【解説】 初代平岡吟舟詩・曲 東明流「四季短歌」の中の組曲の「春」「 […]

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虫の音
2010/09/21

【歌詞】 虫の音をとめて嬉しき庭づたい あくる紫折戸桐一葉 ええ憎らしい秋の空 月はしょんぼり雲がくれ 【解説】 作詞作曲者不明 秋の夜に、すだく虫の音をとめないようにそっと 庭づたいに忍んでゆく。紫 […]

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秋の野に出て
2010/06/17

【歌詞】 秋の野に出て七草みればアアさんやれ  露で小褄がみな濡れかかるよしてもくんなよ 鬼あざみ 【解説】 安政以前の古い唄。秋の野に出て「虫聴き」や「七草見物」をすることは初秋の風流な行事であった […]