民謡全国大会で御父君が見事日本一

との前月末の師匠ブログの記事を見て思い出したのですが、実は前回大会の折、師匠や会のお仲間数人と会場の国技館へ行きました。
民謡大会と云うものを聴きに行くと云うのは初めての経験だったのですが、その時の感想をひとつ。
記事にある様に、出場者は地区大会の優勝者ばかりで当然大変唄の上手な方々なのですが、長時間聴いていると、曲名の中に大抵含まれる地名は変われど、どの曲も代り映えがしなくなる上に、唄もやたら高い声で唄うだけでどれも代り映えがしなくなる、と云うことだったのですが、そんな中で一味違うかと云う人が時たま唄う。そういう方々はやはり入賞していて、御父君は準優勝でした。
それが今回は優勝とのこと。おめでとうございます。
一味違うって大変なことですね。
☆つぎはクボタさん宜しくお願いします。

木枯し1号が吹いた今朝の神宮外苑

木枯し1号が吹いた今朝の神宮外苑

木枯し1号が吹いた今朝の神宮外苑

木枯し1号が吹いた今朝の神宮外苑

近頃の朝飯前の散歩コース。下から順に、銀杏並木(まだ緑色ですが、今朝は実が沢山落ちていて避けながら歩きました)、明治絵画館前(富士山が見えました。国立競技場が建ったら見られなくなります。)、国立競技場跡(一昨日、解体が完了し更地となりました。)

再び、加那ちゃん

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丁度3年前、生徒ブログに、うちのルンバの加那ちゃんについて、「この子が仕事をするのは私が不在か風呂に入っている様な時なのですが、仕事が終わると、黙って部屋の片隅の自分の居場所に戻って次の仕事を待っています。あんまり可愛いので、加那ちゃんと名付けたのです」と書きましたが、今日は仕事はちゃんとしてくれたのですが、家に戻れていませんでした。実は、これで2度目。年をとった所為でしょうか。寂しくて、悲しく、嫌ァ~な、感じ (>_<) ☆次はノラさんお願いします。

各派小唄名流大会

各派小唄名流大会

本日、三越劇場で東京新聞主催の大会があり、とよ喜裕美師匠は大師匠(とよ喜裕師匠)の糸で「逢いみての」と「ほどほどに」を唄われました。良かったあ(^_^)

次はノラさん宜しくお願いいたします!

吉例顔見世興行

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昼の部を観て来ました(^_^)
4演目の内、3演目が小唄にも縁の深いもの。最初が、藤十郎の恋。ただ、羽織(とその紐)は紫ならぬ黒でした。次いで、新口村は梅川役の秀太郎の熱演が良かった。使い果たして二分残るは台詞でなくて浄瑠璃。そして、七段目一力茶屋は平右衛門役の勘九郎の熱演と、遊女お軽役の七之助の美しさが凄かった。この兄妹良いですね。由良之助が花道でウイーと唄うのを期待していたんだけれど、由良之助はそもそも花道に出てこなかった(・_・;

国宝「飛雲閣」

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飛雲閣は安土桃山文化を代表する楼閣建築で、豊臣秀吉が建てた聚楽第の遺構と伝えられ、「金閣」・「銀閣」と共に、「京の三名閣」のひとつ。此処を拝観するのは、実は初めて(^_^)

笠森おせんの碑 碑文

笠森おせんの碑 碑文

「女ならでは夜の明けぬ、日の本の名物、五大州に知れ渡るもの、錦絵と吉原なり。笠森の茶屋かぎや阿仙、春信が錦絵に面影をとどめて、百五十有余年、嬌名今に高し。今年都門の粋人、春信が忌日を選びて、こゝに阿仙の碑を建つ。時恰大正己未夏 六月鰹のうまい頃」

谷中菊祭り

谷中菊祭り

笠森おせんの居た稲荷は谷中の感応寺境内にあった稲荷神であるが、同じく谷中は稽古場からほど近い三崎坂の谷中小学校の前に大円寺という寺があり、瘡守薬王菩薩を安置している為に瘡守寺とも言われる。
この寺には大正八年に建てられた「笠森阿仙乃碑」があり、永井荷風が碑文を書いている。普段は境内には入られないが、菊祭りということで見ることができた。

京都国立博物館に行ってきた

京都国立博物館に行ってきた

お目当ては先週金曜日にオープンしたばかりの平成知新館。瓢箪鯰図や阿国歌舞伎図屏風、雪舟の天の橋立図、我国の肖像画の最高峰とされる源頼朝像、等々が見られて満足したが、入館して直ぐの仏像群は迫力があった。写真はそのひとつ。

執心鐘入

先月29日に紀尾井ホールで行われた沖縄の組踊「執心鐘入」を観て来ました。
組踊と云うのは言わば、沖縄版オペラの様なもので玉城朝薫(1684~1734)という人が首里王府の命を受けて中国皇帝の使者である冊封使を歓待するために創ったのが始まりです。玉城朝薫は生涯に7度本土に渡り、本土の芸能を学んだそうです。
「執心鐘入」は平安時代以来の古い説話である安珍清姫の伝説を元に、室町時代に作られた能楽「道成寺」を元に玉城朝薫が作ったもので、その初演は1719年と云うことですから、歌舞伎の「娘道成寺」(1753年初演)よりも古いもので、組踊の世界では古典中の古典です。
因みに、隅田川を舞台とした梅若の伝説は、いわゆる隅田川ものなっていますが、玉城朝薫はこれを元に「女物狂」という組踊を作っており、これも代表的古典のひとつです。
☆次はノラさん宜しくお願い致します。
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