梅雨明け

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雨上がり
蓮の不忍
三味の音

東京は早くも梅雨明け。6月中に梅雨が明けるのは初めてのことだそうです。
散歩がてらに、ちらほらと蓮の花が咲き始めた不忍池を眺めていると、気のせいか遠くの方から澄んだ三味の音が聞こえてきました。
見上げると上野精養軒。今年も半分終わり、浴衣浚いまで二ヶ月を切りました。
上野精養軒の舞台も不忍池の蓮のような大輪の花でもうすぐいっぱいになりますね!

あの日から

小野金次郎詞
中山小十郎曲
昭和三十五年

あの日から
噂も聞かず丸三月
出合頭は不忍の
蓮もすがれた片かげり
会えてどうなるものでなし
妾(あたし)もこんなに痩せました
義理の枷(かせ)

(客の一人を好きになってしまった下谷の若い芸妓を題材にした舞踊小唄。解説は師匠のHP歌詞集、または小唄選曲集第五集二頁を参照してください)

頑張れニッポン

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いつもは憂鬱でしかない梅雨の6月ですが、4年に1度だけ楽しみになる季節でもあります。
そう、ワールドカップですね\(^o^)/

ロシアは一度訪れてみたい国のひとつですが、お稽古を始めてからはなかなか国外に出る余裕がなく(汗)
今回はおとなしく日本でTV観戦しております。

今年は我が日本代表も予想を覆す活躍ぶりで嬉しい限り。
98年の初出場以来、事前の期待度が低いほど奮起する傾向があるようで(笑)
ワールドカップで【勝ち名乗り】をあげる代表を目の前で見たいという夢はまだかなわぬままです。

次回2022年の開催地はカタール。
三味線と着物を持って応援に行けるよう??お稽古と貯金を頑張りますww (`^´)>

(写真は4年前、コロンビアサポーターと撮ってもらったものです)

☆次はみきさん宜しくお願いします!

夏至

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夏の雨
凌ぎし軒に
三味の音

梅雨時の代表的な花である花菖蒲・紫陽花に代わり、6月後半から桔梗(キキョウ)が見頃を迎えています。秋の七草の一つなので秋の花のイメージがありますが、夏にかけて咲く花です。
凜然と鮮烈に花開いた五弁の花びらが、きりりとした佇まいで、すっと伸びた姿が清々しく感じられるからでしょうか、武士が好んだ花で家紋にも用いられています。明智光秀、坂本龍馬の家紋が桔梗紋なので反骨、悲劇のイメージがありますが、潔さを感じます。
花言葉:誠実、清楚、気品、変わらぬ愛

夏の雨

初代永井ひろ詞・曲

夏の雨
凌ぎし軒の白壁に
憎や噂をまざまざと
相合傘に書いた文字
見ればほころぶ片えくぼ

(永井ひろ1868-1936、下谷生まれ。「憎や」は心憎いの意。解説は師匠のHP歌詞集、または小唄選曲集第四集十五頁を参照してください)

花の名前

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犬の散歩をしていると
街の草花に目をとめることも多いのですが、
ある日、コップ用のブラシに似た花をみつけました。
花の名前を知りたくて
帰宅後「コップブラシ 花」で画像検索してみたら
ちゃーんと出てきました^^
「カリステモン→和名:ブラシノキ」

和名を付けた人の、ストレートな感性が好きです(笑)

次はまりりんさん
よろしくお願いします。

梅雨入り

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濃紫陽花
からかさ越しに
三味の音

『からかさ』の合同稽古が始まりました。

『からかさ』とは、洋傘に対する和傘の総称で、中国舶来なので唐の文字を付けたという説や、からくり傘が縮められたという説があるようです。
最近は、日常生活ではまず見かけなくなり、千鳥掛のある『からかさ』は伝統工芸品として絶滅危惧種になりつつあります。

さて、『からかさ』は文句も替唄がたくさんあって楽しい小唄ですが、唄うのにはけっこう難しい曲のようです。
『小唄鑑賞』の著者・木村菊太郎が、次のように書いています。
「この小唄は、文句も単調で、曲も平凡なのであるが、この唄ぐらい唄い手の技量のわかる唄はない。下手に唄われたら、これ位、気の変わらぬ唄はないので、芸の確かな人は、どうしても平凡でなく、曲節の重ならぬように唄うとか工夫をせざるを得ない。例えば『骨はばらばら』と唄ったら、声の調子を低く三味線を逃げてゆっくり『紙ゃ破れても』と重く唄う。また後段の『千鳥掛け』は前段の『破れても』と同じ調子であるから、ここでも工夫で変えねばならぬといった訳である」(邦楽之友21号)

からかさ

〜二上がり

からかさの骨はばらばら
紙ゃ破れても
離れ離れまいぞえ
千鳥掛

妾(わたし)ゃ妾ゃ
野に咲く一重の桜
八重に八重に咲く気は
更にない

待てと待てというなら
五年はおろか
やなぎやなぎ新芽の枯れるまで

からかさの傘のしずくで
地が掘れるまで
好いた好いた同士の
立ち話

恋の恋の丸木橋
主となら渡る
落ちて落ちて流れりゃ
嬉しい二人連れ

三味線の糸は切れても
ふたりが仲は
切れて切れて切れない
あの深い仲

置炬燵 待てど来ぬ夜の
身のせつなさ辛さ
積もる積もる思いの
窓の雪

雪を雪をかむって
寝ている笹を
憎や憎や雀が
揺り起こす

からくりの ぱっと変わりし
お前の心
影で影で糸引く人がある

(文政(1818-30)の初めに流行し、ニ上がりの三味線で唄われた「よしこの節」をルーツとする明治期の俗曲からとった江戸小唄。千鳥掛とは、傘の柄の上に付けられ開閉に使われる仕掛け「轆轤(ろくろ)」の糸の細工。解説は師匠のHP歌詞集・動画コーナー、または小唄選曲集第ニ集五頁を参照してください)

松平不味公没後200年

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こんにちは

松平不味公がいなければ、小唄というものが、この世になかったかもしれないので、小唄を習う者にとって忘れてはいけない人の一人です。

今週5月28日は、江戸時代後期の大名茶人として名高い出雲松江藩七代目当主・松平治郷(はるさと)(不味公)(1751-1818)没後200年でした。

日本的美意識の結晶といわれる茶の湯。幼い頃から茶の湯に親しんだ不味公は、その大成者・千利休を尊敬し、茶の湯が国を治める助けになると説き、地場産業として欠かせない窯元を育成し、自ら命名した和菓子を作らせるなど茶の湯の町・松江のイメージを高めました。また、茶の湯の名品のコレクターであり、自分の所有物以外にも名品を調査してイラストまで添えた文書作りは、後の文化財保護の考えを先取りしたものと言われています。
ところで、現在唄われている江戸小唄の最初の記念すべき作品『散るは浮き』は、二世清元延寿太夫の娘、清元お葉(1840-1901)が16歳のときに、父が遺した手箱の中に、清元贔屓で清元に特別に比護を与えた不味公から頂いた不味公自筆の和歌の短冊を見つけ、これに加筆し、清元の早間拍子を三味線にとり入れて作曲したもので、この作品により、お葉は、当時流行の江戸端唄でもなく、新興の歌沢節でもない、全く新しい作曲手法で作られた、小唄の創始者として後の世に知られています。
明治中期、お葉は晩年『芸界の三名人』と謳われ、小唄の弟子に次のように口伝しています。
「小唄というものは、節をつけずふんわりと温和に唄い、間をうまく合わせて、文字通り唄に表情をあらわすものだ」(延寿芸談)

「散るは浮き散らぬは沈むもみじ葉の影は高尾の山川の水」
(江戸では大崎に下屋敷があり、庭園には千利休が造った茶室を移築した独楽庵はじめ11棟の茶室があり、茶の湯三昧の余生を送っていた不味公が、お茶事に『山川』という打物の菓子を考案し、品川の伊勢屋筑後という菓子屋に作らせた。この菓子は今でも「不味好み」といって残っているが、そのときに『山川』に寄せて作った和歌)

今月の若草ライブでは、喜裕美会を代表するお姉様たちゴールデントリオの『散るは浮き』が聴けるので楽しみです。

散るは浮き

松平不味詞
清元お葉加筆、曲

散るは浮き
散らぬは沈むもみじ葉の
影は高尾か山川の
水の流れに月の影

(解説は師匠のHP歌詞集、または小唄選曲集第一集十二頁を参照してください)

紫陽花

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薄あじさい
格子窓より
三味の音

沖縄に続いて、九州も昨年より11日早く梅雨入りし、今年も若草ライブの季節になりました。
まだ蕾の紫陽花たちも、次第に色づいてもうすぐ満開の花を咲かせますね!

国立劇場文楽五月公演

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昼の部をみてきました。
呂太夫、織太夫と、このところ
文楽は襲名続きですが、今月は、人形の幸助改め吉田玉助の襲名興行です。
劇場横には、名前を染めた幟が並び、劇場内にはご贔屓筋から贈られたご祝儀や胡蝶蘭が飾られ、華やいだ雰囲気です。
新玉助の披露狂言は、「本朝廿四孝」勘助住家の段で、玉男の慈悲蔵、和生のお種、簑助の母に混じって横蔵を遣い、フレッシュな中にスケールの大きな立ち役遣いとしての存在感を示しました。
床の呂勢太夫、清治、よかったです。

口上は、人形遣いのみ13名が並び、歌舞伎と異なり、本人は口上は述べません。
新玉助は長身で足が長いので、足遣いで苦労したというエピソードも披露されました。

昼の部最後の「義経千本桜」の道行はいつもと趣向を変え
山台を舞台正面に設け、九枚九梃という大編成です。
ただ、客席から遠いせいか、いつもの床での演奏のほうが迫力があるように思いました。

劇場は、いつにも増して満席、掛け声もかかり、活気がありました。
新玉助がこれから先も大きく育っていくことを願って劇場を後にしました。

次回は、ぷりん様、よろしくお願いいたします。

向島散歩

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五月雨や
小唄で偲ぶ
向島

『向島名所』のお稽古のあと、小唄のイメージをふくらませるため、新緑に誘われて、隅田川東岸沿いの墨東地域(竹屋の渡し〜水神)を歩いてみました。

三社祭で賑わう浅草を抜けて、昭和8年に「竹屋の渡し」に代わり架橋された言問橋を渡り、三井家の守り神である三囲(みめぐり)神社で三越劇場の大盛会のお礼をしてから、長命寺で桜餅をいただきながら一服、向島百花園を散策したあと、歌川広重の浮世絵『隅田川水神の森』に描かれ、当時は隅田川に直結し筑波山が一望できた桜の名所、隅田川神社(水神さま)で若草ライブの成功を祈願しました。

言問団子をお土産に買って帰りました。
言問団子は、植木師の外山佐吉が江戸末期に創業。明治に入り、在原業平(平安時代の歌人で六歌仙の一人、桓武天皇の曾孫、825-880)の故事「都鳥」にちなんで「言問団子」と名付けられました。店が有名になるにつれ一帯の別称となり、言問橋や言問通りのルーツでもあります。

名にしおはば いざ言問はむ 都鳥 我が思ふ人はありやなしやと
(古今和歌集411)

平安時代、京の都から遠く東国を旅し隅田川までやってきた在原業平は、日が暮れるにつれて都がとても恋しくなる。
川にゆったり浮かんで魚をついばんでいる京では見かけない鳥(ユリカモメ)を見て、渡し守に名前を尋ねる。「あれは都鳥ですょ」と言うのを聞いて、「そういう名の鳥なら、ぜひ聞いてみたいものだ。都鳥よ、私の恋しいあの人は都で元気にしているかい」と詠むと、一行は涙を流した。
(伊勢物語「東下り」)

向島名所

磯部東籬詞
杉浦翠女曲

五月雨や竹屋の渡し上げ花火
燈籠流しに都鳥
言問団子に桜餅
ちょっと土産に買わしゃんせ
土手の桜の色もよく
虫の音すだく百花園
水神の逢う瀬嬉しき夕映えや
小唄で偲ぶ名所を
昔ながらの河水は
隅田八橋くぐり流るる

(解説は師匠のHP歌詞集、または小唄選曲集第六集十頁を参照してください)

虎ノ門ヒルズ

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日本核医学会春季大会に参加させて頂き勉強して参りました。
会場は『虎ノ門ヒルズ』です。
いくら見上げてもてっぺんが見えない位近未来的なデザインのビルディングです。敷地内に緑の庭があり、すぐ側には東京タワー。耳のあるドラえもんがいましたよ

☆次はのりこさんお願いします!

お礼参り

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五月雨や
路地に聞こえる
三味の音

稽古に行く道すがらお参りしている、さくら通りの『お伝さんのお墓』
おかげさまで、三越劇場の大舞台では落ち着いて最後まで弾き通すことができました。

喜裕美会お疲れ様でした(^^)

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野尻の山荘を基点に〜
湯田中渋温泉街、地獄谷野猿公苑に行って来ました!
毎年この時期はタラの芽、コシアブラなど山菜を採り天ぷらで食するのですが…暖春で伸び放題(><)
なのに連休中はみぞれが降るほど寒く、お天気はいまいちでしたが美味しい空気をいっぱい吸って来ましたよーー( ^ω^ )

☆つぎは「つるさん」お願い致します!

人体

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こんにちわ。初参加の喜裕美会も無事に終えて、貴重な体験をまたひとつさせていただけたことに感謝の思いで一杯です🎵次の目標に向けてさらに精進する決意です。
さて、会以降はじめてのお休みで、以前から気になっていた催しにやっと行って参りました。国立科学館での特別展『人体』。普段より、人間の内外にとても興味があり、このジャンルの催しは何回か足を運んでおりますが、今回観覧して一番感動したことは《人間の臓器はお互いメッセージ物質を送りあって情報交換しカバーしあっている》というのを知ったことです…マニアックなのでこの辺りにしておきましょうか…ご興味のあるかてはぜひご覧になって下さいませ。私ももう一度観たいと思います。
次はしじみさん、よろしくお願いします\(^o^)/

三越ネコまつり

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こんにちは

日本橋三越入口のライオンがネコに変わってました。
5/2(水)〜14(月)までネコまつりを開催するそうです。
ネコ好きの方は、5/4(金)4時〜東京着物ショー(日本橋三井ホール)で開催される師匠と福了子姐さんの小唄ぶりの応援のついでに覗いてみてください。

猫じゃ猫じゃ

猫じゃ猫じゃとおしゃいますが
猫が猫が足駄はいて
絞りの浴衣で来るものか
オッチョコチョイノチョイ
オッチョコチョイノチョイ

蝶々蜻蛉(とんぼ)やキリギリス
山で山でさいずるのが
松虫鈴虫くつわ虫
オッチョコチョイノチョイ
オッチョコチョイノチョイ

下戸じゃ下戸じゃとおしゃいますが
下戸が下戸が一升樽かついで
前後も知らずに酔うものか
オッチョコチョイノチョイ
オッチョコチョイノチョイ

(江戸時代から唄われてきた俗曲。解説は師匠のHP歌詞集、動画コーナーをご覧ください)

四月歌舞伎座

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みてきました。松嶋屋一世一代の鶴屋南北作「絵本合法衢」。本当に素敵でした、松嶋屋が。主役二役とも胸がすくほどわるいやつら。歌舞伎だと色悪やら悪婆やら、悪役がとても魅力的です。実生活ではかかわり合いになりたくありませんが。

☆つぎはぐぐっちさん宜しくお願い致します!

新派

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こんにちは

年初から続けてきた稽古も、一週間後の三越劇場での本番に向けて、春日会館での下浚いを残すのみとなりました。
栄芝会長の小唄に合わせて踊る福了子姐さんの小唄ぶりも楽しみですが、今回は、特別企画、泉鏡花作「婦系図」より新派劇『湯島境内』が非常に楽しみです。

そこで、新派の理解を深めるために『街角で見つけた新派』というタイトルの本を読んでみましたので、その中から「婦系図」のエピソードを紹介させていただきます。

梅の湯島に月影ふけて
結ぶみくしもさえかへる
(喜多村緑郎、日本橋生まれ、人間国宝、1871年-1961年)

初演以来、長年お蔦を演じてきた新派の女形、喜多村緑郎は緻密な演技で有名であった。
千秋楽の日、大道具さんが小道具のベンチの背に白い跡を発見する。白粉のついた喜多村の指の跡が、寸分違わず同じ場所に付いていたという。

谷中でのんびり

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谷中にはすてきなお店がいろいろあります。
お稽古場から少し坂を下ったあたりは最近キッテ通りと名前がついたとか。
先日はキッテ通りのコーツトカフェで、季節限定のすてきなケーキをいただきました。コーヒーもとってもおいしかったです。
お稽古のときに皆さんもぜひどうぞ!

次は、いしいさん、よろしくお願いしまーす。