東京小唄・清元・三味線教室

ブログ

茶のとが
2011/08/11

茶のとがか 寝られぬままの爪弾きに 浮河竹の水調子 涙ににじむ薄月夜 傘持つ程はなけれども 曇りがちなる我が胸を              晴らす雲間の ほととぎす    【解説】 お座敷で飲んだ抹茶 […]

清元 「鳥羽絵」
2011/08/10

【歌詞】 【解説】 鳥羽絵とは。平安後期の画家鳥羽僧正覚猷の描いた戯画をいう。清元の「鳥羽絵」の題材は、羽根の生えたすりこ木で、描いた人は春卜(しゅんぼく)という民間画家であるという。 内容は、ストリ […]

あの日から
2011/08/06

あの日から 噂も聞かず 丸三月 出合頭は不忍の 蓮もすがれた片かげり 会えてどうなるものでなし 私もこんなに痩せました 義理の枷 【解説】 小野金次郎詩・中山小十郎曲 この小唄の主人公は下谷の若い芸者 […]

浦漕ぐ船
2011/08/04

夕立ちのすぎて涼しや白鷺の 片足あげて岸近く 風の前なる羽づくろい みだれみだれしよしあしの いやじゃいやじゃは裏のうら 浦こぐ船のゆれごこち 女波と男波がうち上げてはまたうちおろす 【解説】 岡野知 […]

引けは九つ
2011/08/03

引けは九つ なぜそれを 四つというたか吉原は 拍子木までが 嘘をつく 【解説】   久保田万太郎詩・山田正太郎曲 「引け」とは江戸時代の廓で、遊女が張見世(はりみせ)をやめて入り口の大戸(おおど)を閉 […]

三千歳(みちとせ)
2011/08/01

一日逢わねば千日の 思いも積もる春の夜の 静かに更けて冴え返る 寒さをかこう袖屏風 入谷の寮の睦言も 淡き灯影に波打たす 隙間をもるる 雪下ろし 【解説】     市川三升作・草紙庵曲 清元「三千歳( […]

空ほの暗き
2011/07/31

【歌詞】 空ほの暗き東雲に 木の間隠れの時鳥 鬢のほつれを掻き上げる 櫛の雫か雫が露か 濡れて嬉しき 今朝の雨 【解説】 河竹黙阿弥詩・二世清元梅吉曲 清元「雁金」の一節をそのまま採って、小唄に作曲し […]

NoImage
筆のかさ
2011/07/29

【歌詞】 筆のかさ 炊いて待つ夜の 蚊遣火に さっと吹きしむ 涼風が 磯打つ汐の粋な夜に 女波男波の夫婦仲 寝つかれぬ夜はなお 恋しさに寝かさぬ時を 思いやる 【解説】 三世清元斎兵衛曲 江戸時代は文 […]

これ、何だ?
2011/07/21

お稽古日をまちかねておりました。これ、いただきたかったからです☆あの、銀座「和光」のバームクーヘンです!こ~んな形で頂戴しました。おいしかったです☆

夏野菜カレー
2011/07/17

今年も「筆や」さんの夏野菜カレーのお世話になります☆ キーマカレーを常備し、いろんな野菜や魚介類などをソテーして載せればレパートリーも広がりますね!今年もチャレンジ!