東京小唄・清元・三味線教室

春夏秋冬

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夏の雨
2010/07/30

【歌詞】 夏の雨 凌ぎし軒の白壁に 憎や噂をまざまざと 相合傘に書いた文字 見てはほころぶ片えくぼ 【解説】 初代永井ひろ詩・曲。 突然の夕立で雨宿りをした家の白壁に、偶然に自分の恋の噂の落書きを見つ […]

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上汐
2010/06/17

上汐につれて繰り出す数々の船 は面舵とりかじよ向こう鉢巻片肌ぬいで きおいを競う江戸っ子が月と花火に浮かれつつ 急いで漕ぎ出す川開き エエ西瓜にまくわ瓜はようがすかな 玉子や玉子豆や枝豆 東西うつし絵 […]

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秋の野に出て
2010/06/17

【歌詞】 秋の野に出て七草みればアアさんやれ  露で小褄がみな濡れかかるよしてもくんなよ 鬼あざみ 【解説】 安政以前の古い唄。秋の野に出て「虫聴き」や「七草見物」をすることは初秋の風流な行事であった […]

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春風がそよそよ
2010/06/17

春風がそよそよと福は内へとこの宿へ鬼は外へと 梅が香添ゆる雨か雪かままよままよ今夜もあしたも居続けにしょうが酒 逢いたさに来てみれば酔うてそのまま寝てしまい あとは泣くやらじれるやら愚痴をならべてまま […]

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葉桜や
2010/05/01

 葉桜や 月は木の間をちらちらと   叩くくいなに誘われてささやく声や   とまの舟

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涼み舟
2010/03/15

夏の涼みは両国で行き逢う舟のさざめ唄 月あかり見ればおぼろのつめ弾き姿忍び逢う夜の首尾の松 うろうろ舟の行逢いに「エエ西瓜はいかが豆や枝豆」影芝居 まず銅鑼の音「しがねえ恋の情が仇」命の綱の切れたを […]

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浦漕ぐ舟
2010/03/14

夕立のすぎて涼しや白鷺の 片足あげて岸ちかく 風のまえなる羽づくろい みだれみだれしよしあしの いやじゃいやじゃはうらのうら 浦漕ぐ船のゆれごごち 女なみと男なみがうちあげてはまた うちおろす

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夏景色
2010/02/13

紫の あやめの影も いつしかに 過ぎて浴衣の 夏景色 しょうらん祭 江戸祭 花笠 阿弥陀に 麻だすき 腰にゃ 揃いの火の用心 アラ オンヤレナ オット 山車は土佐坊少将だ 粋な頭だ 越後屋の 仕立て下 […]

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