東京小唄・清元・三味線教室

歌舞伎・文楽

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仮名手本忠臣蔵No.3
2016/12/22

十段目☆☆☆歌六さんが「天川屋義兵は、男でござる」の決め台詞を言うと、これが聴きたかったんだなぁと、拍手してしまいました。義平の女房お園は高麗蔵さんでした。高麗蔵さんは何をやっても上手。娘役・奥方・傾 […]

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仮名手本忠臣蔵No.2
2016/12/21

九段目☆☆☆「山科閑居」の場で「雪転し」が三十年ぶりに上演されました。転がしてきた雪玉が、終盤の雪の五輪塔につながっていることが、よくわかりました。意味ある件だったのですね。初めて観ました。笑也さんの […]

仮名手本忠臣蔵No.1
2016/12/20

八段目☆☆☆加古川本蔵の妻・戸無瀬と娘・小浪が鎌倉から京都山科までの旅の様子を踊りにしたものです。東海道や近江八景の地名や風物が織り込まれていました。魁春さんは、慎ましやかな雰囲気が戸無瀬にぴったりで […]

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十二月大歌舞伎No.5
2016/12/19

寺子屋☆☆☆勘九郎・七之助・松也・梅枝の若い組み合わせでの寺子屋。それぞれが自分の見せ場で、力を発揮していました。梅枝さんの戸浪役は、しどころが多くて大変です。先代の又五郎さんも、「戸浪は、目立たない […]

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十二月大歌舞伎No.4
2016/12/18

吹雪峠☆☆☆中車さんがとてもいい。七之助君・松也さんが絡んだ三人のセリフの応酬に圧倒されます。セリフ回しが、黙阿弥に似ていると思ったら、原作の宇野信夫は「昭和の黙阿弥」と称されたそうです。納得です。玉 […]

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十二月大歌舞伎No.3
2016/12/17

あらしのよるに☆☆☆サービス精神旺盛な勘三郎さんの遺志を受け継いだ、獅童さんらしい演目。子供向きなんて言いません。歌舞伎ならではの、だんまりや六方もあります。梅枝さんがセリフを言うと、歌舞伎になるので […]

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十二月大歌舞伎No.2
2016/12/16

京鹿子娘道成寺☆☆☆五人で道成寺を踊るなんて、初めて観ます。出では、花道で勘九郎ちゃん・七之助君が、フィギュアスケートのペアのように、揃った踊りを。玉三郎さんは能がかりの厳かな舞を。児太郎ちゃんは振り […]

十二月大歌舞伎No.1
2016/12/15

二人椀久☆☆椀屋久兵衛は勘九郎ちゃんでした。花道から登場すると、紗の黒い羽織が目立ちました。羽織の色が黒なので、白塗りの顔も際立って見えます。いかにも久兵衛さんは病人らしく、弱々しいです。そして、七三 […]

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吉例顔見世大歌舞伎No.7
2016/12/02

加賀鳶☆☆☆序幕では、花道に加賀鳶たちが勢揃いします。12人の役者が、一人一人かっこよくセリフを言うのです。でも、頭がいつもと違います。全員の髷が、まさかり型なのです。羽織も素敵な色目で、かっこよさに […]

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吉例顔見世大歌舞伎No.6
2016/12/01

祝勢揃寿連獅子☆☆☆長唄は里長さん・三右衛門さん、三味線は栄三郎さん。 小鼓は傳左衛門さん。好みの組合せで、出だしから満足していました。 四人の連獅子は初めて観ます。迫力満点!四人の毛ぶりが揃っている […]