東京小唄・清元・三味線教室

小唄 「梅雨の晴れ間」

投稿日:2022年6月19日

【歌詞】
梅雨の晴れ間の青葉風 ふるる音もよき風鈴に
しのぶの色も軒ふかく 
呼声「金魚金魚目高金魚」それと心も飛び石に
庭下駄軽く 木戸の外
行ききの人もすがすがと 染ゆかた
【解説】
山田蔦舎詞   春日とよ曲
この小唄は梅雨の晴れ間の下町の風物を描写したもので、青葉風、風鈴、忍、金魚売り、飛び石と庭下駄、木戸、染浴衣と、それをうまく塩梅(あんばい)して新鮮な感じを出している。(昭和小唄その2 木村菊太郎著より)

小唄には、今の季節にぴったりの曲があります。自然を大切に自然と共に生活していたことがわかります。

お稽古場もすっかり夏景色です。

 |