東京小唄・清元・三味線教室

小唄「四万六千日」

投稿日:2022年6月24日

【歌詞】
逢いたさを じっとこらえてつりしのぶ
ちろちろりん 風鈴に風は来るのに
今日この頃は聞きたい噂も 風便り
そうそうあの日は四万六千日 仲良く買ったほうずきが
泣いて待てとの謎かいな
【解説】
西条八十詩、中山小十郎曲。昭和三十六年の曲。
観音様の縁日は毎月十八日だが、これとは別に室町時代以降に「功徳日」と呼ばれる縁日が月に一度くわえられ、この日に参拝すると、百日分、千日分の参拝に相当するご利益が得られると信仰されてきた。中で七月十日の功徳は「千日詣」と呼ばれていたが、享保年間ごろより「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益は四万六千日分に相当すると言われるようになった。
 この縁日には「ほうずき市」が開かれる。

お稽古場にはコロナ前に買った風鈴が飾られています。

台東区の「浅草寺」で、2022年7月9日(土)~7月10日(日)の2日間「四万六千日・ほおずき市」が開催されるそうです。今年は新しい風鈴を買います。

春日会研究会で「四万六千日」を歌います。応援よろしくお願いします。

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