東京小唄・清元・三味線教室

小唄「伽羅の薫り」

投稿日:2012年1月18日

伽羅の薫りと この君様は
幾夜泊めても 妾や泊めあかぬ
寝ても覚めても忘られぬ
【解説】
 「伽羅」は南方熱帯産の香木の一種で、奇南香とも云われ、香合わせ、聞香には最も珍重された。
 昔の遊女が伽羅の香を衣に留むる心と、伽羅男を幾夜とめても泊めあかぬ心とをかけて唄った優雅な小唄で、この君さまは、いつか伽羅男の代表者として知られた仙台の伊達綱宗侯を指すようになり、この小唄は、芝居小唄の一つに数えられるようになった。
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☆お稽古場でもお香はかかせません。チューリップが春らしいですね!

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