東京小唄・清元・三味線教室

地獄の釜の蓋も開く

投稿日:2013年7月31日

ゆかたざらいのお稽古の都合上8月の15日、16日に名古屋のお稽古を予定しましたら、名古屋のお弟子様に「盆と正月は地獄の窯の蓋も開くで休まないかんがな」と諭されました。「正月や盆の16日は、地獄の鬼も罪人の呵責(かしゃく)を休み罪人を煮る釜の蓋も開けっ放しになるということから、この両日はこの世の者もみな仕事をやめて休もうということ。かつてはこの日を「藪入り」といい、商家では商売を休み、使用人にも暇を与えた」そうです。勉強させていただきました。

 |