投稿日:2014年5月30日
「隅田川」に出演させていただきました。
今回は、カン(一番高音で唄うところ)の一節を語らせていただきました。子供が死ぬ間際に父親の名前を告げるところで、カンでありながら、声を張ってはいけないという難しさがあります。何回もの合わせ稽古を重ね本番に臨みます。先輩の皆様の語りを並んで拝聴しながら、自分にこの「隅田川」を語れる日が来るのだろうか(現在では到底無理)などど、思いながらお稽古させていただくのですが、たったこの一節がやはり満足にはできないものです。この次はこうしようと課題が残ります。今回もたくさんのお客様にご来場いただきました。女流清元の、先輩方々が研鑽の場として発足して下さった「和加葉会」に出演させていただけることを誇りに思うと共にさらに精進してまいりたいと思います。応援、ありがとうございました☆