東京小唄・清元・三味線教室

無題

投稿日:2015年6月29日

6月大歌舞伎夜の部

新薄雪物語「合腹」「正宗内」、清元舞踊「夕顔棚をみました。
新薄雪物語は、仁左衛門、吉右衛門、幸四郎、菊五郎……と、当代の大看板が勢揃いでした。The歌舞伎です。
恋に落ちたが国家転覆の疑いをかけられてしまう若い2人。その親同士が、子どもたちを守りたい一心で、互いにわずかなヒントだけで察知し合い、互いに何も言わずに腹を切り、子どもたちを助けようというもの。
親の愛とはかくも激しく、別の次元を見据ていることを、教えてもらいました。
舞踊は高齢の夫婦が、遠くから聞こえる祭囃しに、老夫婦の馴れ初め、恋の始まり、長い年月を表現したものでした。明るく、優しい舞踊劇でした。

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