東京小唄・清元・三味線教室

仮名手本忠臣蔵No.1

投稿日:2016年12月20日

仮名手本忠臣蔵No.1

八段目☆☆☆加古川本蔵の妻・戸無瀬と娘・小浪が鎌倉から京都山科までの旅の様子を踊りにしたものです。東海道や近江八景の地名や風物が織り込まれていました。魁春さんは、慎ましやかな雰囲気が戸無瀬にぴったりでした。児太郎ちゃんの小浪は、恥じらいのある娘感がよく出ていました。引っ込みの花道の七三でのことです。顔から伝わる汗の筋にびっくり。小浪の役で、腰を落とした姿勢での踊りの厳しさを物語っています。それを平気そうに、控え目な娘になりきって踊っている児太郎ちゃんに拍手を惜しみませんでした。gon

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