東京小唄・清元・三味線教室

鳳凰祭四月大歌舞伎

投稿日:2023年4月23日

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新・陰陽師☆☆☆
歌舞伎座が新しくなってもう十年。
こけら落とし公演の演目を
次の世代の役者さん中心で再演。
猿之助さんの脚本・演出なら楽しみしかありませんでした。
古典歌舞伎仕立てになっていたので
あの芝居のあの場面、あのセリフ・・・
と思い出して楽しめました。
隼人さん染五郎さんが
もっと出番あるのかなと思いましたが、
思わぬ発見や収穫があり満足でした。
巳之助さんが登場すると、
場面ごとに悪の凄みが増していき、
存在感がありました。
右近さん壱太郎さん二人揃っての飛び六法は
勢い若さがあり、いいですねえ。
だんまりもありました。
この人たちがキーパーソンなんだと
物語を振り返ることができました。
今年93歳になる寿猿さんには
ぴったりの役・百歳越えた内侍でした。
そのめでたさに客席からは拍手です。
こういう使い方ができる猿之助さんは素晴らしい。
そして、最後はお決まりの猿之助さんの宙乗りで終了。
全てをもっていく猿之助さんらしい終わり方に納得の拍手です。

gon☆☆☆

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