東京小唄・清元・三味線教室

十一月吉例顔見世大歌舞伎No.6

投稿日:2022年11月29日

助六由縁江戸桜☆☆☆
花道に伊達男登場。
出端では、綺麗な所作といい形で、
いい男ぶりをたっぷりと見せてくれます。
ありがとうです。
助六は
傾城や新造たちからたくさんの吸い付け煙管を差し出され

「煙管の雨が降るようだ」と
伊達男ぶりを見せつけますが、
意休には吸い付け煙管が
一本も残っていません。
この対照的な場面にいつも笑ってしまいます。
福山かつぎは新之助さん。
姿勢よく、口跡がいい。
きびきびしていて、動きがいい。
くわんぺら門兵衛が仁左衛門さんなんて
なんて贅沢な配役でしょう。
門兵衛は助六にうどんを頭にかけられてしまうのですから

今回ならではの配役ですね。
また、團十郎さんの後見が右團次さんだったことも
贅沢な後見さんだなあと思いました。
今回の助六には世代交代を感じました。
髭の意休が松緑さんだったこと
傾城白玉が玉三郎さんだったこと
並び傾城のメンバーに若手を使っていたこと
その中に團子さんが並んでいたこと
世代交代でこの演目はまだまだ続きますね。
gon☆☆☆

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