東京小唄・清元・三味線教室

清元「申酉」

投稿日:2011年8月13日

【歌詞】
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【解説】
赤坂の日枝神社の祭りは「山王祭(さんのうまつり)」といい、神田祭と並んで、江戸の二大祭の一つであった。その山王祭の行列の先頭は、猿と鶏の山車(だし)なので山王祭のことを俗に「申酉の祭」ともいい、この語りだしも「申酉の花も盛りの」となっているわけである。この曲では、祭りの行列に金棒曳きとして加わる鳶の頭が一人出て、一杯機嫌で、自慢話やのろけ話をし、威勢の良い遊びを滑稽まじりで陽気に繰り広げる。最後は、お祭りなので、めでたく「石橋(しゃっきょう)」の獅子の文句を取り入れて、結びとしている。(復刻 清元志寿太夫全集 清元五十番より)
☆清元、初舞台の小笹様が三味線で出演して下さいます。朝練で暗譜に挑戦していらっしゃいます!素晴らしいですね!
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