投稿日:2013年1月9日
七福神(弁財天)
七福神中の紅一点、琵琶を弾く妖艷な姿で現される弁財天(弁才天とも書く)は福徳・諸芸能上達の神として広く信仰されている。
大黒天と同様、弁才天のルーツは古代インドの水の神サラスヴァーティーである。
インドでの弁才天(サラスヴァーティー) 古代インドの水の神サラスヴァーティーのサラスは「水」を意味し、もともとは西北インドにあった大河の名前を指し、大河の自然としての偉大さ自体を神としたものらしい。さらに河がもたらす恵みから豊穣の女神となり、さらさらと流れる河の音が音楽を奏でるようだとの連想から、音楽の女神にもなる。
弁才天と蛇
水神の使いは蛇とされ、そこから弁才天の縁日が巳の日となっていったという。また、宇賀神のサンスクリット語ウガヤが、蛇を意味するサンスクリット語ウラガに似ているから、弁才天と蛇の関係が生まれたとする説もあるが、定かではない。
☆毎年、新年には浅草の「ふじ屋」さんの干支のてぬぐいを飾ります。今年は音楽の女神「弁財天」さまです。小唄・清元教室にぴったりですね☆今年はやはり飛躍の年でしょうか☆