投稿日:2015年9月18日
「伽羅先代萩」玉三郎さんの衣装がとても綺麗でした。金糸や銀糸が輝いて見えました。新調したの?それとも、しまってあった自前の衣装を使ってるの?以前、玉三郎さんの衣装へのこだわりを聞いた事がありました。役へのアプローチの仕方が玉三郎流なのですね。八汐役の歌六さんが、これでもかっていうぐらい意地悪をするので、政岡役の玉三郎さんの耐える姿が際立っていました。小槇役の児太郎ちゃんは先輩方の中で、しっかり務めていました。出始めの花道で、三つ指ついてお辞儀をしている時、左手が小刻みに震えているのを、私は見ましたよ。「緊張するよねぇ」「進めて…、進めて…」と思わず、心で祈っていました。gon