東京小唄・清元・三味線教室

四月大歌舞伎No.2

投稿日:2016年4月22日

幻想神空海☆新作歌舞伎はいつも楽しみです。染五郎さんの空海と松也さんの橘逸勢の人物性格が分かりやすく描かれていました。また、場面転換にいろいろな手法が使われていて、お客さんが飽きないように工夫されていました。特に良かったのは、幻想劇の場です。それまでのダークな色合いの場面から、明るくきれいな場面になったので、救われた気がしました。生歌・生演奏なので、耳ざわりがとてもいいんです。どんなふうに終わるんだろうと、多少の不安がありましたが、最後に幸四郎さんの登場で、歌舞伎らしくなってきて、盛り上がって終わりました。観ていてほっとしました。ありがとう幸四郎さん。後、何回か再演されたら、もっといい作品になるでしょう。gon

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