東京小唄・清元・三味線教室

国立劇場

投稿日:2021年11月13日

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一谷嫩軍記☆☆☆
二幕目の「熊谷陣屋」は堅苦しい場面といつも思っていました。
でも、その前の序幕の「御影浜浜辺の場」がこんなに可笑しみにあふれる場とは知りませんでした。
序幕は五十年ぶりの上演なのです。
観るのが初めてなわけでした。
景時の家来を倒した百姓たちが、庄屋とともに下手人をくじ引き(宝引)で決めよう、とする件は笑えます。
またこの序幕があることで、弥陀六が陣屋の場面になぜ居合わせたのか、理由が初めて分かりました。
発見の多い演目で、楽しめました。
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