東京小唄・清元・三味線教室

小唄 「葉桜や」

投稿日:2020年4月5日

【歌詞】
  葉桜や 月は木の間をちらちらと 
  叩く水鶏(くいな)に誘われて
  ささやく声や  苫の舟
【解説】
明治中期につくられたもので、青々とした桜の若葉の下で爽やかな初夏の宵を楽しんでいる情景を唄ったもの。
水鶏=緋水鶏。古くは単に「水鶏」(くいな)と呼ばれ、その独特の鳴き声は古くから「水鶏たたく」と言いならわされてきた。
苫の舟=茅(かや)を菰(こも)の様に編んだ屋根を葺いた舟。茅というのは、細長い葉と茎を地上から立てる有用草本植物で、菅(すげ),芒(ススキ)、葦(よし)などの総称である。
替え歌に「青々と」がある。

今日は早朝から、上野公園のラジオ体操に参加し、そのまま不忍の池まで足を延ばしました。今年は桜の着物も、桜の小唄も唄うことが叶わないまま、桜が散ってしまいます(涙)

あの上野精養軒で、ゆかたざらいが開催されることを祈るのみです。

夫婦でしょうか

鳥もいわれなくてもちゃんと距離を保って並んでいます。人間も、守りましょう!

花見は、封鎖しておきながら、カラッポのゴミ箱は例年通り、あちらこちらに設置してある。お役所のやる事って、なんだかな~~デス。

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