東京小唄・清元・三味線教室

秀山祭九月大歌舞伎No.1

投稿日:2022年9月18日

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菅原伝授手習鑑・寺子屋☆☆☆
吉右衛門さんを偲んでの秀山祭。
寺子屋の吉右衛門さんのイメージは松王丸と武部源蔵です。
両方とも目に浮かんできます。
松王丸の迫力と花道での源蔵のセリフ。
「せまじきものは宮仕え」の苦悩する抑えた表情です。

終盤、この演目は毎回泣けます。
今回は松緑さんの武部源蔵。
セリフに肚があり、素晴らしかった。
目に涙を浮かべてのセリフでした。
引き込まれました。

吉右衛門さんは、
よく話してました。
役には、肚を入れることが大事、と。
松緑さんの源蔵は肚入ってる〜と感じて、グッときました。
思わず、もらい涙。
吉右衛門さんの跡継ぎは松緑さん?と思ってしまいました。

歌昇さんの息子さん、種太郎さん秀乃介さんは初舞台でした。
姿勢よく座ってセリフやしどころをこなす立派な子役さんでした。
次世代の役者さんの出発を観ることができました。
これなら歌舞伎の未来は明るいなと思いました。gon☆☆☆

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