東京小唄・清元・三味線教室

團菊祭五月大歌舞伎No.2

投稿日:2023年5月17日

若き日の信長☆☆☆
七年前、海老蔵当時に一度観たことがありました。
大仏次郎の作品です。
セリフでの進行・展開になかなかついていけず、
途中で諦めたことがありました。
でも、唯一頭に残っているのが柿です。
舞台上で、海老蔵さんが柿を食べてる!
セリフを言う。
また、柿を食べてる!
飲み込んでる!
あの柿は本物なの?
そんなところに目がいくのです。
ごめんなさいですよね。
今回は、最前列でしたので、その辺がよく見えました。
確かに、食べていました。
何回も。
立派な柿でした。次郎柿に見えました。
真ん中をガブリ。
くるりと少し回して、その続きをガブリ。
こんな調子でほぼ一回り。
そして、そのたびに飲み込んでいます。
やはり食べられる柿を作って、使っている様子がわかりました。
信長の心理描写を味わいたいのに、またしてもごめんなさいです。
でも、大詰めの團十郎さんの「敦盛」の謡いと舞。
児太郎さんの鼓はしっかり鑑賞できました。
生のものはいいですね。
gon☆☆

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