散歩

この所、毎日の様にシトシト雨が続いていましたが、今朝は止んでいたので、久しぶりに散歩に行ってきました。
オリンピック・パラリンピックの間、長らく封鎖されていた外苑の銀杏並木も、もうすぐ通れるようになりそうです。

⭐️次はミルさんお願いします。

退院

「小唄選曲集 第12集」 を書き終えた昨年の暮れに、心不全の為に入院し、これに伴う諸々の措置で、先月末まで病院暮しをしておりました。

退院後は一日中家の中に閉じ籠っている生活ですが、体力も回復してきたので、コロナ感染の予防に注意しつつ徐々に散歩などに出ようかと思っております。

写真は入院していた病院のラウンジから富士山の方を見たものです。

 

☆次はミルさん宜しくお願い申し上げます!

毎日の散歩

事情があって2月上旬以来稽古場には行っておらず、バカ殿様のニュースがあってからは、コロナが怖くて家に閉じこもっていますが、家の中で只じっとしていると身も心もおかしくなるので、雨の日以外は毎朝近所に散歩に出ています。

で、そのコースですが・・・・

先ずは人混みの中へ

と言っても、ここは青山霊園で、皆さん霊界にお住まいの方々です。

次いで、その先の神宮外苑へ

銀杏並木は今緑が鮮やかです。

並木の両側の道はいつも混雑していたのですが、今は殆ど人通りがありません。

並木を過ぎると、正面に見えるのは聖徳記念絵画館です。

それから、1.3キロの円周コースを回って再びここに戻って来るのですが、コースの隣にある国立競技場はオリンピックが延期された今、塀に覆われています。

また、聖徳記念絵画館も今は休館となっています。

後は、来たコースを戻るだけなのですが、帰宅時の気分は爽快です。

コロナ禍がこの先どうなるのか、先が見えない中で、暗い気分に陥りがちですが、このささやかな爽快さが今や生きる糧となっています。

☆次はミルさんお願いします。

四拍子

師匠がブログに載せられた婀(あ)の会
小生も行ってまいりました。

案内の最初にある邦楽ワークショップ 「四拍子の不思議」
会の共催者の堅田喜三代さんからその解説がありました。
これって(よんびょうし)ではなくて(しびょうし)と読むそうです。

能で演奏される楽器或いは楽器を演奏する人を四拍子(しびょうし)と呼び、能の囃子に使われる笛 (能管) ,小鼓,大鼓,太鼓の4種の楽器を 指し示す言葉だそうです。

上から順に能管、(篠笛)、小鼓、大鼓、太鼓の写真です。
能管は竹製で七つの指穴が開いていて、指で穴を塞ぐことで音程を変えるもので、西洋の平均律とは異なる独特のもので、打楽器的な役割も担うのだそうです。
加えて、四拍子(しびょうし)ではないのですが、篠笛(しのぶえ)の説明もありました。
次が「ポーン、ポン」という音を奏でる小鼓(こつづみ)。革は馬皮です。
「カン カン」という高い音色は大鼓(おおつづみ)。革は馬皮。大鼓は革が乾燥していないと高い良い音が出ないので、大鼓方は開演の2時間前から、楽屋で革を火で温めて乾燥させるそうです。
太鼓(たいこ)は、台に載せて床に置き、2本のバチで打ちます。革は牛皮。

☆次はミルさんお願いします

この頃、同年輩の者が集まると

先頃、区から古希のお祝いを頂きまして有難く頂戴しましたが、この頃、同年輩の者が集まると、話題は、どうしても終活関連の方に行きます。

中でも一番盛り上るのは、墓じまいです。田舎のお墓をこっちに移したんだけれど、お寺さんと揉めた挙句に、いやもう金がかかって、などというのが典型ですが、なかなか勉強になります。永代供養墓が価格破壊の状態だとか、宗旨・宗派を問わずに永代供養してくれるどこそこの合祀墓が良いとか、ゆうパックで送骨できるとか。

自分はと言うと、早々とお墓は持たないということに決めていて、皆さん苦労をしてるのね、ということで話を聞いているのですが、お骨の行き先が決まっていないと子供も困るので、両親の骨も入っている京都のさる霊場に納骨しろと言ってあります。

まあ、真面目な話、この年になると、心も身体も劣化していくのが身にしみて、寂しい限りですねエ。

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上の話とは全然関係がありませんが、神宮外苑。
まだ、銀杏の葉は青々としているけれど、樹の下はこの通り、銀杏で一杯です。

次、コバコさんお願いします!

凌雲閣

大阪から親戚が出て来たので、江戸東京博物館、すみだ北斎美術館、夢二美術館などを回って来ました。写真は、小唄「浅草の昔なつかし」に出てくる凌雲閣の模型です。

よーよー

☆次は、コバコさんお願いします。

伝法院庭園ー公開中です

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5月9日迄公開中です。写真はちょっと古いですが、先月26日に訪れた時のもので、枝垂れ桜が咲きかかっていました。浅草の真ん中とは思えない景色で、京都の何処かの庭園のようですが、新旧2つの塔が間近に見えます。寺宝の絵馬の展示もしていて谷文晁、長谷川雪旦、歌川国芳、などの有名画家のものも多く楽しめました。

銀座一丁目の「ベジー」

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おおくまさんの奥様がやっておられる銀座一丁目の「ベジー」、ここは野菜ソムリエの素晴らしいベトナム料理として大変評判の店ですが、近々閉店されると言う事で、先日グループ稽古の後、師匠や他のお弟子さん達と、「お疲れ様会」、「有難う会」、をやりました。
回りに具材が置ける鍋、これは良いですネエ。中に落とすだけで皿が要らない、アイデアですね。
賑やかで楽しい会でしたが、やっぱり寂しいですねえ。
次はクボタさん、宜しくお願いします

寿初春大歌舞伎(夜の部)

寿初春大歌舞伎(夜の部)

寿初春大歌舞伎(夜の部)

寿初春大歌舞伎(夜の部)

昨日、師匠やお弟子さん達と観劇して参りました。
演目は、①猩猩、②二条城の清正、③廓文章(吉田屋)、④雪暮夜入谷畦道(直侍)、です。
この内、③は夕霧伊左衛門、④は三千歳直侍、の物語で小唄に採られており、選曲集にも収載されています。
 夕霧伊左衛門は第5集の「冬編笠(うらぶれし)」で今回の舞台では夕霧は玉三郎、伊左衛門は雁治郎でした。玉さまはスゴいですねエ。
三千歳直侍は第7集の「三千歳(一日逢わねば)」と第8集の「上野の鐘(直侍)」で、今回の配役は三千歳が芝雀、直侍が染五郎でした。クライマクスの盛り上がりが素晴らしかったですねエ。ただ、欲を言えば三千歳がもう少し細身だったらなア。

月見の会に寄せて ~お月様は何処に行っちゃったんだろう~

月見の会に寄せて ~お月様は何処に行っちゃったんだろう~

早1週間後となった会を楽しみにしていますが、私が普段風呂の中などで、声に出したり出さなかったりして唄っているものの中で月が登場するものを抜き出したら、上の様になりました。
明治大正期は沢山有って、大正の終わりには童謡にも出てきます。これが昭和に入るとぐっと減ってしまいます。何故でしょうね。私が知らないだけなのか、軍歌に押された所為なのか。
戦後になると、また、出てきますが、昭和35年の「月の法善寺横町」あたりを最後に月はどこかに行ってしまった様です。日本人の心象風景から月が消え去ったと云うことでしょうか。やはり残念な気がします。因みに私が一番、でもないか、好きな歌詞は「月が侘しい路地裏の屋台の酒のほろ苦さ」かなあ。
当日は旧暦11日だから出るのは早くて大きさも半分よりはかなり大きい筈。期待をしていますが、天気次第で、もし見られなかったら、会が終わってから「雨降りお月さん」でも唄いましょうかねえ。