奥多摩湖散歩

多摩川を遡って行くと、小河内ダムという世界最大の水道用ダムに辿り着きます。ダムの向こう側に広がるのは奥多摩湖。夏の一日、この湖畔を散策していたら、変わった橋を発見しました。筏が連ねられた浮橋で、湖の此岸彼岸を結んでいます。渡ってみると、長閑な揺れと、湖水を渡る風が心地良く感じられました。
小河内ダムの建設により950世帯が湖底に没し、村も大きく分断されました。この浮橋はその代償として設置されたものだとか。当初は「浮き」としてドラム缶が使われていたので、通称は「ドラム缶橋」ですが、今は硬質プラスチック製の「浮き」が使われていました。

浮橋の真上にある小河内神社は、水没した村々の9社11祭神が合祀されています。その経緯から「用水の守護神」であることは当然ですが、一方、多くの神様のパワーが集まっているため、パワースポットとしても有名な場所なのだそうです。そういえば私にも、ちょっと不思議なことがありました…

次はミルさん、よろしくお願いいたします。

故郷の神社

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前回、もも忍者さんが川崎大師の風鈴市について書かれていましたが、私の故郷である川越の氷川神社でも、夏の祭事として「縁結び風鈴」が行なわれています。

川越は江戸の頃から城下町として栄えた街で、その佇まいから今でも「小江戸」と称されます。城下の総鎮守が氷川神社で、祀られている神様は5人。すさのおのみこと夫妻と息子、そして親夫婦、と夫婦神2組を含む3世代家族です。そのため、この神社は「縁結び」「家族円満」に御利益があるとされています。

「縁結び風鈴」に願い事を記した短冊を添えて、境内の回廊に結びます。風がそよぐと数千個の風鈴が鳴り、参拝者の願いを神様に届けるのだそうです。

因みに「縁結び風鈴」の祭事、実はまだ8年目だそうですが、「映える」ということで今年も大勢の参拝客を集めているとのこと。由緒ある古社といえども色々営業努力をしているのですね。

☆次はよーよーさん、よろしくお願いいたします。

出世地蔵さまと牛

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ちょっとした時間調整が必要なとき、カフェに入るほどの時間はないけれど、荷物も重いし足も痛くて…
そんなときに助けられている場所のひとつに出世地蔵尊があります。分かりやすくいえば銀座三越の屋上です。
お堂の扉、普段は閉じられていますが、お参りに来た人にいつでも寄り添えるよう、分身地蔵さまが鎮座しています。あまりにもイメージの違った愛嬌のあるお姿で。

先日訪ねた10分ほどの滞在の間にも、4組の老若男女がお参りに来ていました。
でもその日、私の目に留まったのはこちら。
可愛い干支の牛さん。
花壇にたくさんいました。

☆次はよーよーさん、お願いいたします。

厳選茶のコース

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美味しいお料理を頂くときに、それに合うお酒があると、さらに美味しくなりますね。
今日の料理にはどんなお酒が合うかしらと思案するのも楽しいですが、ペアリングといって、その店のソムリエが、ひと皿ごとに、それに合うお酒を提案してくれるコースも多く見かけるようになりました。意外な発見もあって楽しいものです。
お酒を飲まない方にもこんな楽しみがあればよいのに…
 
私の一番のお気に入りのお店、オープン当時からお世話になっているラフィナージュには、そんな方も楽しませる厳選茶のペアリングコースがあります。
私が厳選茶を選ぶことはあり得ない(^^;)のですが、先日、一緒に行った友人がこのお茶のペアリングコースを注文しました。
ワイン同様、お料理に合わせてお洒落なお茶のボトルからグラスに注がれます。
味わいも変化に富み、お料理とのマリアージュが楽しめたと彼女も喜んでくれました。
 
☆次は よーよーさん、お願いいたします。

わくわく

2020年オリンピック観戦チケット、 外れちゃいました。 残念。

いろいろ迷ったあげく、 高い高い開会式と地元開催のレスリング決勝。 当たるといいな、 本当に当たったら痛い出費だな… そんな思いで数日をすごしてきました。

何となくいつも頭の片隅にあって、 わくわく感を楽しむことができました。 この感情は思いがけない副産物でした。

最近、 はらはらしたり、もやもやしたりすることが続いていましたが、 久しぶりに「わくわく」を味わうことができました。 そうか、 「わくわく」は 自分でつくらなくちゃいけないのね。

次は、よーよーさん、お願いいたします。

1年たって

小唄を始めて、はや1年。
三味線を抱えて音を整えますが、まずそこが難しい。
無意識にすると、耳なみじのあるピアノの音階と同じ平均律に調弦してしまいます。
そこからもう一歩よいしょと糸を締めたところで初めて共振するのです。
聴けばなるほど、こちらが心地いいと思うのですが…
1年たち、やっと「よいしょ」をしなくても調弦できるようになりつつあります。
ここに書いたことば。
小唄の世界では別の、もっと粋なものに置換えられるのでしょうね。
「調弦」ではなく「チューニング」でもなく…?
それが自然に使えるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです(汗)
先は長そうですが、どうぞよろしくお願いいたします。
そういえば昔、純正律に調律してもらったピアノを弾いたことがありました。
とても不自然で嫌~な気分になりましたが、あれを今やったらどんなふうに聞こえるのかしら。ゆみ