天岩戸神社

夜中にエアコンをつけたり消したりして寝不足気味のおーさきです。
先日、宮崎県の高千穂峡にある天岩戸神社を参拝してまいりました。
天岩戸は、日本の神話で、アマテラスオオミカミが弟スサノオノミコトの乱暴なふるまいに激おこぷんぷん丸になり、お隠れになった場所とされています。太陽をつかさどるアマテラスがいなくなり、世界が暗闇につつまれてしまったので、なんとかアマテラスを外に出させようと八百万の神が考えたのが、女神アメノウズメを踊らせ岩戸の前で馬鹿騒ぎをするという案でした。外の騒ぎが気になってアマテラスがチラと覗いたときに、すかさず力持ちの神様が岩の戸をつかんでほうり投げたところ、長野の戸隠まで飛んでいったのだとか。
天岩戸自体は、神社の遥拝所から谷をはさんで数十メートル先に見えます。今は、しめ縄がかかって「あれが天岩戸だ」と特定しやすいのですが、このしめ縄、2020年に有名な登山家のおふたりが史上初のこころみでかけたものです。聖域で人足禁制地のため事前情報はなく、天岩戸はご神体であるために記録の写真を撮ることも許されず、断崖絶壁にしめ縄をかけるというまさに前人未到のチャレンジを、その登山家の方々は、自らも禊をして成し遂げられました。
元々『寺派』のわたしですが、神々のおもしろエピソードや、古きを守りつつ挑戦する人々の姿に、神社に対して一気に親近感がわきました。
次はぐくっちさん、よろしくお願いいたします!

五鈷杵と猫

こんにちは。おーさきです。
先月、3年ぶりに故郷愛媛に帰郷することができました。
久しぶりに訪れたかった場所の一つ、四国八十八か所51番札所の石手寺に参拝したところ、
五鈷杵×猫というシュールな組み合わせの場面に遭遇。
五鈷杵とは密教の法具で、僧侶の方が修行の際に使うもののようですが、護身や邪念を追い払うために一般の方が持っても良いようです。
私は、育った愛媛で弘法大師・空海の存在が身近にあったこともあり、日本各地で耳にする空海伝説(大体空海が杖を突くと温泉が湧く(笑))や密教の世界観は好きです。
来年の話をすると鬼が笑うとは言いますが、2023年は空海ご生誕1250年とのことで、今から高野山などでおもしろいイベントがあるのではないかと期待しています。

次はぐぐっちさん、よろしくお願いいたします!

フレッシュではない者から「はじめまして」の横入り

皆様こんにちは。
裕美瀬ことおおさきくみこです。
生徒さんブログに参加していないことがついにバレてしまい、喜裕美会にお世話になってまもなく4年・・・初めて筆ならぬスマホを取る運びとなりました。

裕美瀬の『瀬』は、ふるさとの瀬戸内から一字いただきました。
あの海のように、穏やかに、おおらかに、時に恵みをあたえられるような、、、小唄をとおしていつか自分なりの空気感を作れたらと夢見ています。

さてはて、今年、春日会の名取式でお世話になった湯島天神では、大祓の6月、茅の輪くぐりをして参拝できます。茅の輪くぐりは疫病を祓い除ける力があると言われているそうです。
境内には七夕飾りもあり、季節を感じられました。願いごとはコロナ終息のその先へ向かっています。