投稿日:2015年4月22日
「高杯(たかつき)」☆☆☆狂言は普通、松羽目を背景にするのですが、「高杯」は花盛りの桜が背景になっているので、とても華やかな舞台です。この作品ができた昭和8年当時は、タップダンスが流行っていたので、下駄でタップを踊るという独創的な発想で作品ができたそうです。故勘三郎さんがとても楽しそうに踊っていたのを思い出します。今回は、息子の勘九郎さんがお父さんの表情そっくりに踊っています。〜十八世中村勘三郎を偲んで〜という副題がよく分かります。 gon
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