東京小唄・清元・三味線教室

松竹座・五月花形歌舞伎No.4

投稿日:2017年5月18日

金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)☆☆☆鶴屋南北の作品という事と猿之助さんの宙乗りが観られるという事で、興味大の演目でした。また、文政12(1829)年に初演され途絶えていたものを、猿翁さんが昭和44年に復活上演された演目なので、そこにも興味あるところでした。安珍をめぐって、清姫と七綾姫の三角関係がどろどろと展開するのです。最後の場面、猿之助さんの狂言舞が素晴らしかった。長唄と常磐津の掛け合いの中、太鼓持ち・おかめ・大尽の三つのお面をパッパと替えていくのです。後見さんとの息の良さに拍手でした。gon

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