東京小唄・清元・三味線教室

七月大歌舞伎No.1

投稿日:2017年7月19日

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駄右衛門花御所異聞☆☆☆成田屋として170年ぶりの復活上演や勧玄君との親子宙乗りで話題の多い演目でした。海老蔵さんは三役を早変わりで勤め、大熱演です。長い花道を狐の手つきで勧玄君が小走りに登場しました。「勧玄白狐、御前に!」とセリフを元気よく言っている姿に、胸が熱くなってきました。また、海老蔵さんが死にゆく女房お才(児太郎)に向かって「来世も一緒に〜」「草葉の陰から見物しいや〜」のセリフにも涙しました。海老蔵さんが今年の1月から4人の演出家の方々と相談し、作り上げた大作です。構成や見どころがよく考えられていました。作品に向き合う海老蔵さんの熱意を感じました。gon

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