東京小唄・清元・三味線教室

十二月大歌舞伎No.2

投稿日:2022年12月13日

京鹿子二人道成寺☆☆☆
菊之助さん、勘九郎さんの二人が白拍子花子。
勘九郎さんの花子は情念があってよかったあ
顔を上げて鐘を見つめ、
顎を少し振りながら踊る様子が
父勘三郎さんによく似ていて、
思い出していました。
手踊り、「鞠歌」に合わせての踊り、振り出し傘を用いた踊りを
見せていきます。
その間に、引き抜きを使って、衣装が替わっていきます。
目が楽しい。
鞨鼓(かっこ)を使用しての踊りや手踊りが続き、
白拍子二人は鐘の中へ飛び込んで姿を消し、
鐘入りに。
鐘が引き上げられると
白拍子から蛇体になって現れます。
今回は、押し戻しがあり、
これからが、大いに楽しみ。
さあ、大館左馬五郎、登場。
筋隈の隈取、
鋲打ちの胴着に三本太刀を差し、
荒事の扮装。
蓑を着て
竹の子笠と魔除けの青竹を手にした左馬五郎が揚幕から登場。
花道をずんずん進みます。
さあ、押し戻しが始まります。
蛇体となった二人を鎮め、収めます。
鬘をつけ隈取をした團十郎さんは
先代によく似ていて、
朗々と語尾を広げるように言うセリフ回しも
先代團十郎さんによく似ていました。
押し戻しは華やかで勇壮。
大いに楽しめました。
gon☆☆☆

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