隅田川で小唄

                         

今日は! ヨッシーです。

数多い小唄の中で隅田川およびその周辺を唄った小唄の数は、何と百近くあると言われております。

同人(流派を超えた小唄大好き人間)で作る「糸楽会」では、先週、隅田川に浮かぶ屋形船で「隅田川小唄ライブ」を開催致しました。

「飲んで、食べて、唄って、弾いて」の4点セットで、夏の夕べを楽しむというものであります。喜裕美会でも6年前に提案し、「第一回研修会」として開催され好評を得ております。

当日、隅田川に因む江戸の人情と心意気を思い出す「大川の流れ」を

唄った小唄の紹介、背景などお話ししながら進行させて頂きました。

会員の皆様は、爪弾きの三味線に合わせて、「涼み舟」や「上手より」

「佃流し」などの曲を粋に披露され、日頃の精進の成果を示されまし

た。また、お客様には男女の機微や洒落を描く小唄の魅力にふれて頂

きました。

 

私は、口開きの「河水」および小唄振りの「辰巳の左褄」(女房の日本

舞踊の師匠である吉村花南様による舞)を演奏させて頂きました。

また、途中、お客様(民謡、内閣総理大臣賞受賞者)より飛び入り出

演を頂くなどがあり、大盛況の内に終了しました。

 

次は、リョーコ様よろしくお願いします!