東京小唄・清元・三味線教室

歌舞伎・文楽

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吉例顔見世大歌舞伎No.5
2016/11/30

毛抜☆☆☆磁石の科学的な作用を用いた奇抜な発想と展開が楽しい物語です。「歌舞伎十八番」の一つなので、主役の粂寺弾正の衣装には、市川家の家紋の三枡がたくさん見られます。刀の鍔まで三枡型なのです。染五郎さ […]

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吉例顔見世大歌舞伎No.4
2016/11/29

芝翫奴☆踊りは福之助君でした。今月は三兄弟が8日ずつ交代で踊る趣向です。成駒屋の紋がふんだんに見られます。まず、目につくのは、奴が持つ提灯に成駒の紋です。帯にも成駒の紋。両肌脱ぎになったら、赤い襦袢に […]

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吉例顔見世大歌舞伎No.3
2016/11/28

盛綱陣屋☆☆☆大苦手の丸本物です。今まで、5,6回この演目に出会ったのですが、ごめんなさい、いつも挫折していました。今回、初めて、よくわかりました。毎週見ている大河ドラマ「真田丸」物だったからです。盛 […]

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吉例顔見世大歌舞伎No.2
2016/11/27

口上☆☆☆芝翫さん・橋之助君・福之助君・歌之助君は、先月に比べ、言葉の運びが上手になってる!すらすら言えてる!抑揚があり、感情たっぷり!言いたいことを全て上手に言えてる。 二か月って人間を成長させるん […]

吉例顔見世大歌舞伎No.1
2016/11/26

元禄忠臣蔵☆☆☆仁左衛門さんの綱豊卿は何度観ても素敵です。 今回も期待通りです。相手役が染五郎さん。これもいいですねぇ。二人の本心の探り合いが、長い台詞に込められています。作者の真山青果は膨大な史料を […]

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秀山祭九月大歌舞伎No.6
2016/09/23

一條大蔵譚☆☆一條大蔵長成は実在の人物で、実名が藤原長成(ふじわらながなり)です。現在でいう大蔵省の長官で、相当の高級官僚です。「命長成、気も長成・・・」(ながなりとはいい名前です。)と言って、元の阿 […]

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秀山祭九月大歌舞伎No.5
2016/09/22

太刀盗人☆☆安定した配役の踊りです。又五郎さんのスリ・錦之助さんの田舎者・弥十郎さんの代官です。踊りの上手な種之助君も出ます。それぞれがぴったりの役でした。見どころは、錦之助さんの踊りを真似して踊る又 […]

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秀山祭九月大歌舞伎No.4
2016/09/21

碁盤忠信☆☆☆明治44年に初演されたものを、平成23年に日生劇場で染五郎さんが復活させたものでした。再演されるという事は、きっと練り直していいものになっていると、確信していました。1時間20分という長 […]

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秀山祭九月大歌舞伎No.3
2016/09/20

元禄花見踊り☆☆☆二十分という短い時間だけれど、踊りの充実した演目でした。踊りの途中、玉三郎さんの遊び心を見つけました。弟子の玉朗さんだけに、踊りの紐をパチンと少し強く当てたところです。客席に小さな笑 […]

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秀山祭九月大歌舞伎No.2
2016/09/19

らくだ☆☆遺体を役者が演じるという珍しい演目です。誰がその役をやるんだろう、と楽しみにしていました。今回は亀寿さんが演じました。染五郎さんは紙屑買の久六が初役でした。前演目の「吉野川」では、硬い役だっ […]