隅田川の景勝を唄った小唄

今日は! ヨッシーです。
先日、浅草でのお稽古帰りに、久し振りに隅田川を覗いてみました。
すると、隅田川の屋形船で開催した「喜裕美会研修会(2013年)」及び「糸の会小唄ライブ(2019年)」を懐かしくその情景を思い出しました。
いずれの会も私が担当し、詳細は生徒のブログにて報告させて頂きました。
帰宅後、その時作成した「隅田川の景勝を唄った小唄選曲」を取出しました。
これは、長年かけて勉強作成した「私が覚えるべき小唄922題」から抽出したものであり、「大川の流れ」(隅田川に因む江戸の人情と心意気と思い出)を唄った小唄の35題を下記の通りご披露致します。
これらの曲は、演奏会でそれぞれ10回以上唄われておりますので、皆さんも是非覚えて下さいね。
コロナが収束したら、これらの小唄の関係する場所を巡って、「大川の流れ」を感じ取りたいと思っております。
■隅田川の景勝を唄った小唄35題①   青柳の糸より<浜町>、②上汐に<両国>、③いざさらば(雪見船)<向島・木母寺>、④十六夜清心(朧夜に)<百本杭>、⑤いつしかに<深川>、⑥梅若塚(はるばると)<隅田河原>、⑦上手より<両国>、⑧影法師(約束の人は)<大川端>、⑨勝名乗り<百本杭>、⑩川風に<大川>、⑪河水(短夜の)<中洲・三つ又>、⑫吉三節分(月も朧に)<大川端庚申塚>、⑬今朝の別れに主の<吉原>、⑭心で留めて<首尾の松>、⑮権現堂堤(切れてくんなますな)<権現堂堤>、⑯五月雨に池の<水神>、⑰五月雨や空に<関屋・綾瀬など>、⑱三社祭(軒花に)<宮戸川>、⑲涼み舟(夏の涼みは)<両国橋・首尾の松>、⑳隅田川、㉑散りかかる(権八)<吉原仲之町>、㉒番い離れぬ<隅田川>、㉓どうぞ叶えて<柳嶋妙見堂>、㉔年の瀬や(大高源吾)<両国橋>、㉕中洲河岸(祭り太鼓に)<浜町・中洲>、㉖初雪に(向島)<向島>、㉗浜町河岸(向こうから来る)<浜町>、㉘又の御見を<駒形>、㉙廻り燈籠<柳橋界隈>、㉚都鳥流れに<綾瀬>、㉛昔隅田に(かもめ)<隅田川>、㉜向島名所(五月雨や竹屋の)<竹屋・百花園>、㉝柳橋から(小舟で)<柳橋・山谷堀>、㉞夕焼けの空に(しこやしこ)<大川端>、㉟雪の明日の居続け<大川端>
 
次は、リョーコ様よろしくお願いします!