明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
昨日は師匠と一緒に新春浅草歌舞伎に行きました。演目は一本刀土俵入と京鹿子娘道成寺。華やかでした。会場は満員。
自分が市川亀治郎ファンのせいもありますが、一文なしの主人公にお金と簪、櫛をあげてしまう船宿の酌婦が心に残りました。昼間から酔っぱらっている設定に妙に親近感を覚えたせいもあるのですが。
そういえば侠客モノって最近見ないですね。子どものころはテレビや映画でよくみた気がします。最近だと氷川きよしがいましたが。
とうとう…( かなこ)
ケーキ♥ケーキ♥ケーキ
ボジョレー・ヌーボーの会をやろうということで、みすじに集合しました。
各人が持ち寄ったつまみを並べると結構なボリュームに・・・。喜裕美会の団結力を感じてしまいます。とくに飲み会では ( ̄ー ̄;)ゞ。
なかでも笠井さん持参のホールケーキにはびっくり。クリームが軽くてとっても美味しかったのに、たまたま誕生日前日だったつるちゃんに『ロウソクがない!』とぶーぶー言われてました。人生って死ぬまで勉強ですね。
お稽古の後は…
いつもの平日( かなこ)
アンジェラ姉さんありがとう(つ る)
浅草酉の市(いしい)
昨日は二の酉。会社帰りに師匠と先輩方と一緒に、大にぎわいの浅草酉の市に行ってきました。
キラキラした熊手をみていたら、私もちょっと欲しくなりました。でも「商売繁盛」はあんまり関係ないしな、と思っていたところに「恋愛成就」の4文字が。これはいいと師匠に話したら、「うーん、買って3本締めされるってのがね」とのお言葉。確かに、あのいかついお兄さんたちにシャンシャンされたくない。成就は諦めました。
そんな気持ちを察してくださったのか、師匠がかっこめ熊手を買ってくれました。ありがとうございます。これでなんとかしよう。
お二人ともとってもかわいい七福神とお多福さんの熊手をゲットされていました。ご覧になりたい方は谷中お稽古場と浅草名物居酒屋「はる」まで。
写真は、おそらく神社の巨大熊手の真ん中に鎮座するはずのお多福さんです。縦は小学生低学年くらいのでかさ。おめでたいもののはずですが、ちょっと結構怖いです。
おめでとうございます(つる)
名古屋おさらい会(いしい)
11月2日、名古屋喜裕美会のおさらい会に東京の先輩方と参加しました。
当日は、自分の草履を脱いで舞台に足を置いた瞬間から異常に緊張してしまい、私は誰?ここはどこ?状態に。恐怖と緊張のなか、ようやく最後の三味線の音にたどり着き、逃げるように舞台を降りました。まったく情けないことです。
名古屋の皆さまは、東京の会同様に親切でパワフル。おかげで失態にめげることなく楽しく会に参加できました。ありがとうございました。
二次会はさらにヒートアップ!ナゴヤ・ナイトは熱く更けていきました。
翌日は師匠と東京の皆さまと一緒に、明治時代にタイから贈られた仏像や、庭と茶室が素敵な古川為三郎記念館などを訪ねました。風雅な観光にも心が揺れましたが、しかし、最も旅の気持ちになったのは、コメダ珈琲でモーニングを食べていた時かも。飛び交う名古屋弁と名物の白ノワール―大量のアイスクリームにメイプルシロップかけた甘いパン―気取らなくて、なんだか心の隙間に染みる味でした。心残りは小倉あんのせトーストを食べなかったことでございます。
写真はまったく関係ありませんが、名古屋駅の向かいにある昭和テイストな「大名古屋ビルヂング」です。かつての日活アクション映画の舞台のようなかっこよさでした。ちなみにこのビルのビアガーデンの名前はマイアミ! しびれました。
つめのあか
賀奈子ちゃんが、子供をおんぶして、いつも自転車で、朝一番の10時にお稽古に来ます。
子供のお気に入りは、調子笛、お母さんのお稽古の合間に合いの手を入れてくれます。
賀奈子ちゃんの「つめのあか」ほしい方おゆずりします。私もお稽古の合間にブログ書いてますが・・・。
ごく一部お気に入り
久しぶりにみすじでお手伝い。コワい番猫を刺激しない様に気を遣います。
でもなぜかサクラは私の靴がお気に入り。好きなニオイなんでしょうか。写真撮り損なったけど頬ずりしてました。
ところで以前うちのニャンコの動画をのっけたところ「重い」ということなので削除しました。件の動画はこちらに移動しました。
http://pub.idisk-just.com/fview/5O2_11qoR0d2M1b5PXYlMA5V9zHIQdNAArGoHd-mMoIzPSkSSStIfw
油屋さん(つる)
兄弟子さんのひとり「油屋さん」のお店に行って参りました。♪(o ̄∇ ̄)/
「油屋」さん、正式には「宇田川商店」さんはカッパ橋に古くからあるお店で、皆様ご存じの通り、主に油を売っております。
そんな訳で今日はお師匠さんや兄弟子さん、姉弟子さん、門下の友達とお買い物ъ( ゜ー^)
約1年分の油と調味料と、その他珍しい缶詰などを買いまくった後はみんなでお食事(^_^)/□☆□\(^_^)
お昼からお寿司とビールU\(●~▽~●)У
お座敷貸し切りでプチ旅行気分☆
ご飯の後はお師匠さんと友達とカッパ橋をグルリと散策しエコバックいっぱいの戦利品を抱え帰宅。
家に帰ってから荷物を整理してみると…
あれ?買った覚えのないモノが(・・?)
レシートは間違って無いし…
そう、心優しい「油屋さん」がいろいろオマケを入れて下さったのです。
『真面目』に油を売っている4代目の若き社長さん、ありがとうございましたm(__)m
キラキラ<(゜ー^) ノ^*・’゜☆(つる)
かっぱ橋道具まつり(きゆうみ)
■ 「 2008年度 第25回かっぱ橋道具まつり 」
期日:10月7日(火)~13日(月・祝)
10月11日(土)油屋さんこと宇田川商店さんの前に1時集合で買い物しま~す。一年分の調味料が格安で揃いますよ~!!とにかく楽しいかっぱ橋道具祭り、お見逃しなく!!
ショッピングカート持っていくといいですよ、オリーブオイルとか最高に美味しいから買い置きしちゃいます。
読書の秋
最近ヒマになったので(笑)、読書にいそしんでます。
最近のお薦めは山岸涼子『舞姫テレプシコーラ』。バレリーナを目指す女の子たちのマンガですが、それにとどまらず周囲の大人たちの複雑な人間関係をも取り込んだ重厚な作品になっています。
第一部が10巻で了となりますが、その半分の5巻まで来ました。実は10巻目に待ちかまえているであろう衝撃のラストについては何となく漏れ聞いてしまっているのですが、そろそろその伏線とおぼしきプロットがちらほら・・・ううう、可哀想。
書店でなかなか見かけなくて苦労して読んでましたが、千駄木のブックオフにそろっているのを発見! ふっふっふ。
あ、皆さんは読書の秋じゃなくて芸術の秋を堪能してくださいね。
温泉にエスケープ(いしい)
ライオンズ小唄会 玄冶店 浜田家
土曜日の小唄会が無事終わりました。
師匠有難うございました。
「花の雲」の出だしで低く出てしまい途中で戻るという離れ業?を演じて何とか終ってホッとしております。
これで当分休憩モードに入ろうと思います。
お料理美味しかったです。
前にもお伝えしましたが、温泉旅行の話です。
9月19日 上野駅 12時30分集合
12時58分発 MAXたにがわ411号
14時10分 上毛高原着
15時頃 谷川温泉 金盛館 せせらぎ
9月20日 適当に帰ってきます。
興味のある方はご一報ください!
藝祭「邦月の会」(いしい)
9月7日、東京芸大の学園祭で開催。師匠が清元「六玉川」(むたまがわ)で三味線の助演をされるとのことで伺いました。お琴も交えた、美しい曲でした。皆さんお揃いの黒の紋付きで、ジャパニーズ・クールビューティーな出で立ちが素敵です(しまった写真忘れた!)。
しかし、なぜかその後の飲み会の写真はしっかり撮ってるあたりトホホとしかいえません。
今日の豆知識
六玉川って何? とGoogleしたところ、和歌に詠まれる全国6つの玉川のことで、地域ごとに風物が決まっているそう。清元の歌詞には、それぞれの玉川にちなんだ和歌の言葉が配されていたのでした。「千鳥鳴く」は野田(宮城)の玉川、「山吹と蛙」は井出(京都)などなど。
くりかえし、くりかえす( 深)
ウチの飼い犬の世之介(仮名)は、いつもきまったところで右の後ろ足をあげて小用をする。鶯谷駅の西側にあるゆるやかなS字坂、切り通しの先に立つ古びた電柱がお気に入りで、世之介と私はそれを”一番電柱”と名づけ、最高の小用スポットにしている。彼は、ほぼ毎日ほぼ同じ時間にそこで正確に右の後ろ足をあげ、私は、ひとときそこに佇む。世之介が寛永寺の庭に出入り禁止になって散歩コースを変えたのがその電柱との出会いだったので、その小さな習慣はもう三年ほども続いていることになる。
坂下、一番電柱のななめ向かいには芸大音楽科の女子学生専用の瀟洒なアパートがあって、その小窓に、世之介と私は、派手な朱色の服を着た老女が化粧するすがたを幾度も目にした。シャガールの絵のような陰の深い複雑な幸福の光景。
なぜ、学生専用のアパートに老女なのか、それはわからない。ただ、彼女の人生にはその時間にどうしても派手な朱色の服をまとって化粧しなければならない大切な”習慣”のようなものが、きっとあったのだろうと思う。
最後に見かけたのは、今年の春、桜の散りかけた頃。以来その窓が開いているのを一度も見たことがない。
――トシのせいだろうか、以前はあんなに心はずんだ町歩きだが、さすがに最近はおっくうになってきた。おっくうだけれど、しかし、町歩きだけはどうしてもやめられない。くりかえし、くりかえす。同じことを幾度も反芻するのは、反芻しているという意識がないからで、つまり、それが本能というものの正体なのだろうな……と、世之介(ニンゲンの年齢に換算して52歳)。
――お前はいいよなあ、犬に生まれて……と、私(イヌの年齢に換算して8歳)。
※08年7月→六年ぶりにお師匠のところで小唄の稽古を再開させていただく。
※同8月→二十数年前に参加していた絵画教室からグループ展のご案内をいただき、ただ今、10年ぶりの自画像と格闘中。
追記 門口の電柱に、ためしに片足をあげてみたが、やって来たセーソな女子学生と目が合い、ニンゲンの道を踏み外さずにすんだ深谷さん、より。…イイ年して習慣になっていない事はやらんほうがいいのだな、つまり。
亀治郎の会(いしい)
今日は師匠と一緒に、大好きな市川亀治郎さんの自主公演「第6回亀治郎の会」を見ました。
今回の演目は一幕目「平家女護島 俊寛」、二幕目「京鹿子娘道成寺」。
一幕目は夏風邪の咳を我慢したらもっとひどい咳が止まらなくなり、話のキモがつかみきれないまま、俊寛が慟哭しながら遠ざかる船を見送るというラストを迎えました。最低だ・・・。
二幕目は咳も治まり、美しい舞りを堪能しました。踊るという行為は、神の化身、あるいは神を模したものであると評されることが多いですが、鐘を凝視するが恐らくなんにもみてない白拍子花子は、人であってそうでない、先の評のようでした。もちろんその役柄のせいもあるのでしょうが。生身の女の表情と動きで踊るのですが、そばに寄るとなんだか遠くにいっちゃうような、夜にみる盛りの桜のようでした。
亀治郎さんについては、彼のオフィシャルホームページ、あるいは「カメ流」というエッセイ集をご参照ください。いろいろ度肝抜かれることうけ合いです。
このあと師匠と会場の国立劇場そばのホテルで食事しました。明太子とチーズに海苔とシソをトッピングした和風ピザは、クセになる美味しさでした。