【歌詞】 梅は 咲いたか桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい 山吹や浮気で 色ばっかりしょんがいな あさりとれたか蛤やまだかいな 鮑くよくよ片想いさざえは悋気で 角ばっかりしょんがいな 柳橋から小船を […]
川風につい誘われて涼み船 文句もいつか口舌して 粋な簾の風の音に 漏れて聞こゆる忍び駒 意気な世界に照る月の 中を流るる隅田川 【解説】 江戸時代の隅田川のお船遊びは、主に江戸詰めの留守役や、 […]
【歌詞】 夏の雨 凌ぎし軒の白壁に 憎や噂をまざまざと 相合傘に書いた文字 見てはほころぶ片えくぼ 【解説】 初代永井ひろ詩・曲。 突然の夕立で雨宿りをした家の白壁に、偶然に自分の恋の噂の落書きを見つ […]
上汐につれて繰り出す数々の船 は面舵とりかじよ向こう鉢巻片肌ぬいで きおいを競う江戸っ子が月と花火に浮かれつつ 急いで漕ぎ出す川開き エエ西瓜にまくわ瓜はようがすかな 玉子や玉子豆や枝豆 東西うつし絵 […]
夏の涼みは両国で行き逢う舟のさざめ唄 月あかり見ればおぼろのつめ弾き姿忍び逢う夜の首尾の松 うろうろ舟の行逢いに「エエ西瓜はいかが豆や枝豆」影芝居 まず銅鑼の音「しがねえ恋の情が仇」命の綱の切れたを […]
夕立のすぎて涼しや白鷺の 片足あげて岸ちかく 風のまえなる羽づくろい みだれみだれしよしあしの いやじゃいやじゃはうらのうら 浦漕ぐ船のゆれごごち 女なみと男なみがうちあげてはまた うちおろす