東京小唄・清元・三味線教室

秋の野に出て

投稿日:2010年6月17日

【歌詞】
秋の野に出て七草みればアアさんやれ 
露で小褄がみな濡れかかるよしてもくんなよ 鬼あざみ
【解説】
安政以前の古い唄。秋の野に出て「虫聴き」や「七草見物」をすることは初秋の風流な行事であった。美しい花を見ながら野を歩いていると、萩や芒の葉先から秋風に白露がこぼれ落ちて、小褄(着物の裾先のこと)が濡れかかる...よしてもくんなよ鬼あざみ。

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