東京小唄・清元・三味線教室

山中しぐれ

投稿日:2014年10月6日

【歌詞】
湯煙のかじか鳴く道山中道は
夢もはるかな思い出小道
こおろぎ橋のらんかんは
今も変わらぬ湯の香り
ハア一夜逢えても二夜と逢えぬ旅のお方は罪深や
いで湯の町の唄聞けば
誰かが泣いているような
【解説】
 詩 土屋 健  曲 中山小十郎
アンコに「山中節」が入り山中温泉の風情を謳っている。
かじか=鰍と書く。地方によりゴリ、ドンコとも呼ばれることもある淡水魚。
こおろぎ橋=鶴仙渓に架かる総ひのき造りの橋で四季を彩るその風情に日本の情緒が伝わってくる山中温泉を代表する名勝地。

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