投稿日:2010年7月8日
【歌詞】 梅雨の晴れ間の青葉風 ふるる音もよき風鈴に しのぶの色も軒ふかく 呼声「金魚金魚目高金魚」それと心も飛び石に 庭下駄軽く 木戸の外 行ききの人もすがすがと 染ゆかた 【解説】 山田蔦舎詞 春日とよ曲 この小唄は梅雨の晴れ間の下町の風物を描写したもので、青葉風、風鈴、忍、金魚売り、飛び石と庭下駄、木戸、染浴衣と、それをうまく塩梅(あんばい)して新鮮な感じを出している。(昭和小唄その2 木村菊太郎著より)
<< お夏 | 勧進帳 >>