東京小唄・清元・三味線教室

猫じゃ猫じゃ

投稿日:2015年5月31日

【歌詞】  
猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが 猫が猫が足駄はいて
絞りの浴衣で来るものか オッチョコチョイノチョイ
蝶々蜻蛉(トンボ)やきりぎるす 山で山でさいずるのが
松虫すず虫くつわ虫 オッチョコチョイノチョイ
下戸じゃ下戸じゃとおっしゃいますが
下戸が下戸が一升鬢かついで 前後も知らずに酔うものか
オッチョコチョイノチョイ
【解説】
江戸時代から唄われてきた俗曲。オチョコチョイ節ともいい、色々な歌詞がある。文政の頃は「蝶々蜻蛉(トンボ)や」の歌詞が流行り「猫じゃ猫じゃ」の歌詞が流行ったのは明治になってからである。「おっしゃいますが」は「おっしゃますが」とつづめて唄われることが多い。

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