東京小唄・清元・三味線教室

雪はしんしん

投稿日:2014年2月8日

【歌詞】
雪はしんしん夜も更け渡る
どうせ来まいと真中へ
ひとりころりと肘枕
何刻(なんどき)じゃ
ああ寝いられぬ
【解説】
 安政年間の江戸端唄を三世清元斉兵衛が江戸小唄に作曲したものであろうといわれている。
今夜は雪だから客も少なかろう、部屋へ入った男が,花魁を待つ間、一人ころりと横になるが、お目当てがなかなか現れない。どうせすぐには来まいと思いながらもやっぱりなかなか眠れないという気持ちを唄ったもの。(木村菊太郎「江戸小唄」より)

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