投稿日:2021年8月12日
【歌詞】 夏の涼みは両国の 出船入船屋形船 上がる流星下り 玉屋が取り持つ縁かいな
【解説】 「春の夕べ」という幕末から維新の頃の俗曲が元唄で、この「春の夕べ」は土佐太夫芝金直伝の唄として哥沢派に伝えられているが徳永里朝(安政2年〜昭和11年)という盲目の寄席芸人が「縁かいな節」として流行らせたという。この唄は明治の後半から大正にかけて大いに流行って、沢山の替歌が出来た。
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