投稿日:2021年8月12日
【歌詞】 夕暮れに眺めみあかぬ隅田川 月に風情を待乳山 帆あげた船が見ゆるぞえ あれ鳥が鳴く 鳥の名の都に名所があるわいな
【解説】 端唄・歌沢の名曲であるが、もとは上方小唄として出来たものである。 初冬の隅田川の夕暮れ「待乳山」は台東区の隅田川に臨む小丘で聖天の森のある所。その上のかかる夕月の美しさと、満々たる大川を漕ぎくだる帆掛け船、それに飛び交う都鳥を唄ったものである。
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