下谷神社夏詣

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こんにちは

梅雨明けして本格的な夏になったということで、小唄三味線の稽古の帰りがけに下谷神社にお詣りしてきましたので、レポさせていただきます。

下谷神社
銀座線「稲荷町」から徒歩2分

天平2年(730年)、奈良時代に上野忍ヶ岡の地に創建され、寛永4年(1680年)、寛永寺建立にあたり社地を上野山下に移した後、昭和3年、区画整理により現在の地に移った。
都内で最も古い「お稲荷様」
昔は「正一位下谷稲荷社」と称し祀られていたので、この町を「稲荷町」と呼ぶようになる。
寛政10年(1798年)6月、初代山生亭花楽が境内で5日間の寄席興行を行い、初めて寄席が行われた由縁の地で、境内には「寄席発祥の地」の石碑がある。
それ以前の落語は身分の高い人の前で一対一で話をしていたそうです。

あの日から

小野金次郎詩
中山小十郎曲

あの日から
噂も聞かず丸三月
出会い頭は忍ばずの
蓮もすがれた片かげり
会えてどうなるものでなし
私もこんなに痩せました
義理の枷
(解説は師匠のHPの歌詞集を参照してください)

香港

久しぶりに香港に行ってきました。

香港はこの時期、天候が悪く

スコールが断続的に続いているのに

街の人の半分も傘を持っていないことに驚き。

うまく軒下をとおって歩く、または濡れる、で

平気なようです(笑)

おまけに突然知らない人が私の傘にはいってきまして

しばらくあいあい傘状態でした。

人の傘を借りる、も、ふつうみたいです(笑)

つぎはぽぷりんさん、お願いします。

深川と歌舞伎

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こんにちは

小唄の理解を深めるために炎天下のなか、★門前仲町で降りて『深川』(お不動様→八幡様→江戸資料館)を散策してきましたのでレポさせていただきます。

深川不動尊
正式名称は、成田山東京別院深川不動堂。開創は元禄16年(1703年)、成田山新勝寺の御本尊を江戸に奉持し出開帳(特別拝観)したことが深川不動の起こりです。

富岡八幡宮
寛永4年(1627年)、横浜市金沢区にある富岡八幡宮から分社して同じ社名を許され、永代島に八幡宮を建立したことが創建とされます。
江戸勧進相撲発祥の地として有名。貞享元年(1684年)、幕府より春秋の2場所の勧進相撲が許され、以降約100年間にわたって本場所が境内で行われました。横綱が最高位になったのは明治以降で、当時は大関が最高位で横綱は優れた大関に与えられた称号でした。

深川江戸資料館
江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みが再現されており、当時にタイムスリップできます。
当日はゲストの新内の多賀太夫師匠が猪牙舟の舟着き場で三味線の弾き唄いで新内を語ってくれましたので、より一層、深川の風情を醸し出していました。
また、11/2まで企画展『歌舞伎と深川』が開催されており、?歌舞伎の誕生、?江戸歌舞伎の形成、?市川團十郎と深川?深川ゆかりの役者たち、?深川情緒と「深川物」、?歌舞伎の舞台・深川、と様々な視点から『歌舞伎と深川』を紹介しています。
深川は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発するまでの9年間暮らした住居『採茶庵』や「南総里見八犬伝」の作者、滝沢馬琴の生誕の地として知られていますが、歌舞伎ゆかりの地でもあり、市川團十郎や鶴屋南北をはじめ多くの役者や狂言作家が住み、また様々な歌舞伎の舞台となりました。
特に、江戸歌舞伎の特色である荒事で疫病や災厄を祓う現人神を演じ『江戸の守護神』『役者の氏神』と呼ばれた市川團十郎は江戸っ子を代表する大スターでした。成田屋の代々の團十郎は深川永代寺で成田山出開帳で取り持ち役を務めていて、特に縁の深い役者です。

深川関係の小唄は『辰巳の左褄』をはじめ『仇情八幡祭』『巽ゃよいとこ』『櫓下』など八幡様が出てくる曲が多いですが、『いつにしか』をはじめ『佃流し』『深川』など深川をテーマにした曲もあります(師匠の小唄選曲集第八集23頁参照)。

深川

猪牙で行くのは深川通い
あがる桟橋アレワイサノサ
いそいそと客の心はうわの空
飛んで行きたいアレワイサノサ
主のそば

鶴八鶴次郎と新内『明烏』

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こんにちは

小唄の理解を深めるために、昭和10年の第1回直木賞受賞作品、川口松太郎の小説『鶴八鶴次郎』を読んでみましたので、紹介させていただきます。

舞台は大正時代、東京に新内語りの二枚看板、三味の鶴賀鶴八と語りの鶴次郎という若手の名コンビがいた。
二人が出るときは近所の寄席が不入りになるほどの人気で八丁飢饉の評判をとっていた。
鶴八は先代の一人娘、鶴次郎は先代の弟子という間柄。
芸に関しては頑固な二人、芸熱心から喧嘩が絶えなかったが、いつしか好いて好かれる仲になり夫婦の誓いを交わす。
しかし、鶴次郎は鶴八の幸せを考えて別れを決意するのであります。

新内の代表作と言えば『明烏』
明和6年(1769年)におきた男女の心中事件を題材にした『明烏夢泡雪』です。
江戸で大当りをとり人気が出たため清元に移され『明烏花濡衣』という題名で歌舞伎にもなりました。
新吉原山名屋の遊女浦里に入れ揚げた春日屋の時次郎。
次第に揚げ代に事欠くようになり、人目を忍んで浦里の部屋に隠れていたところを見つかり袋叩きにされ追い出される。
一方、浦里は廓の亭主から雪の降る庭で激しい折檻受ける。三下り「昨日の花は今日の夢、今はわが身につまされて、義理という字は是非もなや、勤めをする身の儘ならず、」と浦里が身の不運を嘆いているところへ、塀を乗り越えて時次郎があらわれ、二人は手に手をとって落ちのびてゆく。
白雪に崩れおちた緋縮緬の長襦袢、雪の中の折檻という凄惨な美しさ、歌舞伎でもお馴染みの名場面です。

昭和13年(1938年)の東宝映画、成瀬巳喜男監督、長谷川一夫、山田五十鈴主演の『鶴八鶴次郎』も傑作です。
天下の美男美女の若き頃の競演。二人の台詞回しが何とも粋です。
師匠の小唄選曲集第十集の解説(19-20頁)にもその場面を載せていただいてますが、DVDは出てないので、興味のある方はYou_Tubeでご覧ください。

心して(鶴次郎)

河上渓介詩
春日とよ曲

心して我から捨てし恋なれど
堰くる涙堪えかね
憂さを忘れん盃の
酒の味さえほろ苦く

湯島天神と婦系図

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こんにちは

小唄の理解を深めるのために、春日会名取式が執り行われる湯島天神にお詣りしてきましたので、レポさせていただきます。

正式名称は湯島天満宮。
社伝によれば、雄略天皇2年(458年)、雄略天皇の勅命により天之手力雄命を祀る神社として創建されたと伝えられている。
文和4年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請し老松の根元に合祀したことが縁起で、その後、太田道灌が再興し、徳川家康が入府のときに神領に寄進される。

新派劇『婦系図』湯島境内の場で有名。まだ、江戸の名残りがほのかに残る、明治40年代の柳橋。売れっ妓のお蔦は幼なじみのドイツ文学者の卵、早瀬主税と再会し恩師の大学教授酒井の許しを得ぬまま所帯を持つ。
それを知った酒井は身分違いのお蔦との仲を反対する。
『俺を棄てるか、婦を棄てるか』と真砂町の先生に迫られた主税は湯島境内でお蔦に別れを告げ学の道に戻る。
「お蔦、何も言わずに俺と別れてくれ」
「切れるの別れるのって、そんなことは芸者のときに言うものよ。今の私にゃ、死ねと言ってください」
涙残して別れるよりも
いっそ絶ちたいこの命
湯島白梅お蔦のこころ知るや知らずや
なぜ散りいそぐ
春は名のみの切り通し

舞台で満場の紅涙を絞った「湯島の白梅」の名場面です。

ところが、泉鏡花の原作を読んでみると、この台詞はおろか湯島天神も出てきません。
実は、芝居のあまりの人気に鏡花自身が後年この台詞や湯島の境内を取り入れて『湯島の境内』という戯曲を書いたということです。
市川雷蔵主演の映画『婦系図』にはちゃんと出てきます。まさに雷蔵のはまり役ですね!

湯島境内(婦系図)

河上渓介詩
春日とよ曲

久しぶり髷も似合った二人連れ
梅もほころぶ境内で
嬉しい思いも束の間に
義理にせかれた切れ話
お蔦が涙なくなくも
くぐる鳥居の影暗く
月もおぼろの春の宵

白猫ナミ

こんにちは。
小唄の勉強のために小雨降るなか、吉原近辺を散策してきました。

隅田川
ジョッキに映し出されたスカイツリー

今戸神社
招き猫発祥の地、白猫に出会えるのは超ラッキーだそうです


山谷掘
約八丁(約900m)今は公園になってます

吉原
見返り柳、名残惜しくて吉原を振り返りました

 

 

 

 

 

初夏の

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みなさまこんにちわ、ぐぐっちです♪気忙しい日常をリセットしようと思い立ち北斎美術館、江戸東京博物館を鑑賞してきました。
かの時代にもしや私も着物を着てお三味線弾いたりして生きていたかも、などとと思いながらさまざまな江戸の情緒に触れた楽しいひとときでした

☆次ははしじみさん、よろしくお願いします(^○^)

青葉まつり

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仙台に来ております。仙台市内は町中に緑が溢れて、とてもきれいです。
明日の第三日曜日は、伊達政宗公由来の青葉まつりだそうです。町中に山鉾が立ち並び、練り歩くとのこと。写真は報道関係六社の大黒さまを奉った山鉾。後ろは七福神のタペストリーです。いいことありますように。

☆次はぐぐっちさんお願いします!

浅草で自家醸造ビール!

最近ビール好きなので、浅草に自家醸造ビールを飲みにきました。カンピオンエール。いつもお世話になっているミカ美容室の数軒先で、びっくりしました。とってもおいしいです。今度、皆さんで来たいな!
次はいしいさん、お願いしまーす。IMG_2084.JPG

鹿教湯温泉

鹿教湯温泉三水館は四方を山と川、田と畑で囲まれた里山の中に有ります。玄関から続く土間の余白の空間がすばらしく、上品でシンプルな調度品と館内の至る所にある井崎正治(いざきまさはる)の彫像群が心地よい温かさを醸し出しています。食事は新鮮な旬のお野菜が中心、部屋数7室 なので温泉も独り占め出来ますよ。
次はあややさんお願いします。

お稽古場リニューアル☆

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リョーコです♪
年末年始のリフォームによりお稽古場がとても素敵になりました☆
師匠ご自慢の!?(とても高級な!)ティーカップでほっとティータイム。
入れたてのコーヒーや美味しい紅茶も楽しめます。
(食器を洗う時は少々緊張しますが・・・^^;)
癒されますね♪

お次は油屋様よろしくお願いいたします!

さっぽろ雪まつり

「さっぽろ雪まつり」会場で小唄祝儀曲を口ずさむ                                         北海道の冬を代表する祭りとして有名な、「さっぽろ雪まつり」を見てきたヨッシーです。 自衛隊と雪像ボランティアにより制作する大迫力かつ細部にこだわった大雪像5基は、昼間に青空の下で見ても、夜のライトアップで見ても感動でした。また、宿泊先ホテルは「大通会場」沿いにあり、部屋から一望する景色(真下に位置する雪像の数々と道路のイルミネーション)を見ながら、また小唄を聴きながら飲むお酒は格別でした。 雪を題材とする小唄には「初雪」「雪はしんしん」「雪の達磨」など沢山ありますが、私の頭に浮かぶのは、何故かご祝儀曲「豊年の雪」なのです。
<豊年の雪>             
 豊年の雪は貢よ六つの花 白き化粧のやわ肌も 土地温きふところに 何時しか恵む福寿草 春の日ざしに照り映えて ほころび染むる目出度さは 黄金の色も美しう  開く笑顔や 今朝の晴れ
この小唄は、私が春日会の名取りを取得(平成5年)直後に覚えた曲であります。春日会館での名取式を終え、盃を賜わった春日とよ福美(第5代)会長と談笑した際 に、「頑張って春日会を盛り立てて下さいね」とのお言葉に大感激致しました。戻って直ぐ、とよ福美会長を知るため小唄解説書を開いてみますと、「豊年の雪」(伊 東深水詞・春日とよ曲)について、春日とよ福美師が三越劇場「第1回小唄福美会」(昭和28年)を催すに当り、伊東深水がとよ福美師のために扇面に作詞を書いて贈り、 流租とよ師がこれを作曲して披露したものが「豊年の雪」である。また、作詞の中には「春日とよ福美」の文字がよみこまれていて、とよ師の温情やとよ福美師の目出度 い門出を祝っていることも書いてありました。この日以降、雪と遭遇すると小唄祝儀曲「豊年の雪」を口ずさんでしまうのです。
☆  次は、リョーコ様よろしくお願いします!
ヨッシー

癒やしのウサギ

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連日、午前様のミルです。こんにちは。
とんだブラックな職場で、周囲を見渡すとひどい顔色でパソコンにしがみついている人あり、電話口でワーワー言っている人あり、顔を突き合わせてあーだこーだ言っている人あり…。

こんな環境で人間らしさを保つには、やはり癒やしグッズは欠かせません。
最近はまっている手作りサイトで購入した木彫りの小さなウサギ…願望が如実に反映されていて我ながら切なくなりますが、職場のデスクに飾って癒されております。

お次はヨッシー様、よろしくお願いします!

ミルiPhoneから送信

凌雲閣

大阪から親戚が出て来たので、江戸東京博物館、すみだ北斎美術館、夢二美術館などを回って来ました。写真は、小唄「浅草の昔なつかし」に出てくる凌雲閣の模型です。

よーよー

☆次は、コバコさんお願いします。

薔薇

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いろんな薔薇にミントがあしらってありとても素敵です☆ホームページから香りが伝わるといいですね、ステイーブ・ジョブスが生きていたらそこまでやったかもしれませんね、癒されますね~☆