投稿日:2021年8月12日
【歌詞】 浮気同士がついこうなって ああでもないと四畳半 湯のたぎるより音もなく あれ聞かしゃんせ松の風
【解説】 明治中期の雰囲気をそのまま偲ばせる江戸小唄である。 大して惚れあってもいない浮気者の二人がどうした巡り合わせか、しんみりと四畳半で会うことになってしまって、お互いに固い夫婦の約束までしてしまうとはいったいどうした事か。 「貴方あの松風の音(茶釜の湯の沸る音)を聞いてごらんなさいよ、静かなお正月ですこと」
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